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まちと人実践講座②|川崎の文化芸術資源を知る!〜まちの「私のイチ推し」〜


まちと人実践講座 第2回|川崎の文化芸術資源を知る!〜まちの「私のイチ推し」〜
日時|2024年8月4日(日)13:00〜15:00
会場|丸子多摩川いこいの家
講師|玉置真(こと!こと?かわさき プロジェクトマネージャー)
内容|
・「私のイチ推し」WS
・カードづくり
・カード発表
・振り返り  


まちと人実践講座の2回目は会場を川崎市中部の「丸子多摩川いこいの家」で開催しました。こと!こと?かわさきは市内をフィールドに各地で講座や活動を行っています。
 
今日はことラーに宿題がでていました。
宿題は川崎市内にある文化芸術資源の中から、自分の経験や思い出に紐づく「私のイチ推し」をもってくることです。講座が始まる前のテーブルには、ことラーがそれぞれに思う「私のイチ推し」の写真やパンフレット、お手製の資料などが見受けられます。今回も楽しい講座になる予感がします。

今回は「私のイチ推し」を使ってワークショップを行っていきます。
前半、まずは紹介者と聞き手のペアになり、相手に自分の「私のイチ推し」を紹介します。
その後、聞き手は紹介者のイチ推しについてインタビューをおこないます。インタビューでは「何を大切にしているのか?」「どんなところが好きなのか?」など、推しのポイントを深堀りしていきます。これを交互に行います。
文化施設だけでなく緑地、神社、スイーツ、近所の公園など様々なことラーらしいイチ推しが集まりました。

お互いに紹介とインタビューを終えたら、次のステップに進みます。
先ほどの聞き手は、紹介者に代わってイチ推しの紹介を他のことラーに行います。ポイントは本人が言った言葉で伝えるのではなく、自分の言葉で伝えることです。その時、紹介者本人は聞き手が紹介している様子を観察し、自身では気づかなかった自身のイチ推しに対する新たな「よさ」や「価値」を抽出していきます。紹介を聞いたことラーからは共感したポイントなどを付箋で共有してもらいます。

ここからはワークショップの後半になります。前半で抽出した「よさ」や「価値」を踏まえて、私が思う「私のイチ推し」のポイントをブラッシュアップしてかわさきカード(絵札と読み札)を作ります。

その後、かわさきカードのポイントを発表し、みんなで共有します。解説を聞いていると、推しのポイントだけでなく、その人の人となりが伝わってきます。
全員分を共有したところで、かわさきカードの共通点から文化芸術資源とは何かをグループで話し合い、新しい視点の気づきや川崎の文化資源の可能性などの再認識をする時間となりました。

今回の講座では他者の視点をとおして、自らの視点を育み、文化芸術資源を共通点を通して考える時間となりました。今後の活動の中でも繰り返し行いながら、アートを介したコミュニケーションの活動を考えていってほしいと思います。
 
いよいよ次回からはツアーづくり!
実践に向けたステップに入っていきます。

(こと!こと?かわさきプロジェクトマネージャー 玉置真)


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