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講座レポート

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ことラーの講座レポート(基礎講座は毎年4月〜6月に、実践講座は7月以降実施します)
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記事一覧

鑑賞実践講座④|プログラム実践2

鑑賞実践講座 第4回|プログラム実践2 日時|2024年9月23日(月・祝)10:00〜15:00 会場|ミューザ川崎シンフォニーホール 企画展示室 講師|三ツ木紀英(NPO法人芸術資源開発機構(ARDA)) 内容| ・鑑賞ツアーに向けた準備(ルートプランと作品研究) ・模擬ツアーと振り返り 鑑賞実践講座4回目です。 今日は、次回のミューザ川崎のパブリックアートツアーの実践に向けての準備を1日かけて行います。 午前中はツアーのチーム毎に、ルートと鑑賞する作品の研究をします

ケア実践講座①/ガイダンス

ケア実践講座 第1回|ガイダンス  日時|2024年7月27日(土)10:00〜12:00  会場|川崎市役所本庁舎304、305会議室  講師|稲庭彩和子(国立アートリサーチセンター 主任研究員)  内容|  ・ケア実践講座ガイダンス  ・アートと健康、ウェルビーイング  まちと人、鑑賞に続いて3つ目のケア実践講座がスタートしました!  まずはケア実践講座の目標を共有しました。 「年齢や障害の有無にかかわらず、社会のあらゆる人が心地よく安心してコミュニケーションできる場

ケア実践講座第2回/ユマニチュード①

ケア実践講座 第2回|ユマニチュード①  日時|2024年8月17日(土)13:00〜16:00  会場|川崎市多摩区役所生田出張所  講師|イヴ・ジネスト(ジネスト・マレスコッティ研究所長)    本田美和子(国立病院機構 東京医療センター総合内科医長 / 臨床研究センター 医療経営情報・高齢者ケア研究室 室長 ) 内容|  ・ユマニチュードの基礎知識 ・日常での活用方法 もし家族が認知症になったら…?これは誰もが考えたことがあることなのではないでしょうか? 厚労省の調べ

鑑賞実践講座③|プログラム実践1

鑑賞実践講座 第3回|プログラム実践1 日時|2024年9月1日(日)10:00〜15:30 会場|ミューザ川崎シンフォニーホール 企画展示室 講師|三ツ木紀英(NPO法人芸術資源開発機構(ARDA))、ARDAコーチ3名 内容| ・ファシリテーションのコーチング(実践練習と振り返りの方法) ・パブリックアート鑑賞ツアー体験 鑑賞講座は前回までの基礎編に続いて実践編に入っていきます。 講座が休みだった一ヶ月の間に、ファシリテーションの感覚を掴もうとことラーの自主的な練習会も

まちと人実践講座②|川崎の文化芸術資源を知る!〜まちの「私のイチ推し」〜

まちと人実践講座 第2回|川崎の文化芸術資源を知る!〜まちの「私のイチ推し」〜 日時|2024年8月4日(日)13:00〜15:00 会場|丸子多摩川いこいの家 講師|玉置真(こと!こと?かわさき プロジェクトマネージャー) 内容| ・「私のイチ推し」WS ・カードづくり ・カード発表 ・振り返り   まちと人実践講座の2回目は会場を川崎市中部の「丸子多摩川いこいの家」で開催しました。こと!こと?かわさきは市内をフィールドに各地で講座や活動を行っています。   今日はことラ

鑑賞実践講座②|ファシリテーション基礎2

鑑賞実践講座 第2回ファシリテーション基礎2 日時|2024年7月28日(日)10:00〜17:00 会場|川崎市役所本庁舎301、302、303会議室 講師|三ツ木紀英(NPO法人芸術資源開発機構(ARDA))、ARDAコーチ2名 内容| ・作品研究 ・ファシリテーションのコーチング(実践練習と振り返りの方法) 先週に引き続き、鑑賞実践講座の2回目です。 前回の盛りだくさんの内容が身体に残っているうちに、次のステップへ進んでいきます。 今日は作品研究から始めます。 作品

まちと人実践講座①|川崎の文化芸術資源とは?〜ことラーとつくる川崎のまちの写真WS〜

まちと人実践講座第1回|川崎の文化芸術資源とは?〜ことラーとつくる川崎のまちの写真WS〜 日時|2024年7月13日(土)13:00〜16:30 会場|川崎市役所本庁舎201・202・303・304・305・306会議室 講師|鈴木勇一郎(川崎市市民ミュージアム学芸員)    稲庭彩和子(国立アートリサーチセンター主任研究員) 内容| ・まちと人実践講座ガイダンス ・川崎市写真コンクールについて ・川崎のまちの写真ワークショップ「Museum Trip 写真の中を旅しよう!」

川崎市市民ミュージアム/収蔵品レスキューに参加

ことラーが川崎市市民ミュージアムの収蔵品レスキューに参加しました。 川崎市市民ミュージアムは2019年に発生した「令和元年東日本台風」の影響で、収蔵庫が浸水したことにより、約26万点の収蔵品のうち、約23万点が被災しました。 被災した収蔵品は全国の外部支援団体や専門家により協力を得ながら、現在も修復を継続しています。 その活動にことラーも参加しました。 レスキュー活動とはいえ、美術館や博物館の収蔵品を間近で見たり、触れたりすることは通常ではなかなかできない体験です。アート

鑑賞実践講座①|ファシリテーション基礎1

鑑賞実践講座 第1回|ファシリテーション基礎1 日時|2024年7月21日(日)10:00〜17:00 会場|川崎市役所本庁舎301会議室 講師|三ツ木紀英(NPO法人芸術資源開発機構(ARDA)) 内容| ・鑑賞実践講座ガイダンス ・Visual Thinking Strategiesの体験 ・ファシリテーションのポイント ・ファシリテーションをやってみる 鑑賞実践講座が始まりました! 講座の導入では、これまでの基礎講座の内容から、作品を介したコミュニケーションとはどん

基礎講座⑥/ことラボのはじめ方

6/23(日)、基礎講座も第6回目となり、いよいよ最終回です。この日のテーマは「ことラボのはじめ方」。これまで「きく力」「みる」「グッドミーティング」など、活動の基本となる価値観を共有してきましたが、その総集編として企画のブレストを通して学んでいきます。 講師は、東京藝術大学社会連携センター教授の伊藤達矢さんです。伊藤さんは芸術が持っている力を社会に届けていく活動として、東京都美術館と連携した「とびらプロジェクト」に立ち上げから10年間プロジェクトマネージャーとして携わり、

基礎講座⑤/「みる」とは?

6/9(日)に基礎講座5回目が行われました。 今回は生田緑地内にある川崎市岡本太郎美術館を会場に「みる」ことにフォーカスした講座を開催しました。 講師はこと!こと?かわさきプロジェクトマネージャーの近藤乃梨子さんです。 近藤さんはこれまでに多くの鑑賞プログラム企画運営、対話型鑑賞のファシリテータなどを行ってきました。 まずは川崎市岡本太郎美術館の片岡さんから美術館の概要や岡本太郎についてお話しいただきました。 次に「あなたにとって、印象に残っている「鑑賞体験」はどんな体

基礎講座④/会議が変われば社会が変わる

5/26(日)に基礎講座4回目が行われました。 今回は家族会議から国際会議まで、会議のファシリテーションを行う青木将幸ファシリテーター事務所・代表の青木将幸さん(通称:マーキーさん)にお越しいただき、「良い会議とは?」をテーマにお話しいただきました。 早速、マーキーさんの軽快なトークからスタートし、ことラーも和やかな笑顔溢れる雰囲気となりました。 マーキーさんから提案されたのは、五感をつかった会議です。視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚をつかうと、会議がどんなふうに進むのかを体

基礎講座③/市民ミュージアムの今とこれから&社会的処方

5/12(日)に基礎講座3回目が行われました。 第1回、第2回基礎講座はことラーたちが集う、ことルームのある「新百合トウェンティワンホール」で行いましたが、今回は場所を移し、「麻生市民館」で行いました。ことラーは川崎市内全域で活動していくので徐々に行動範囲も広がっていきます。 今回の講座は午前・午後で2本立てとなっています。 盛りだくさんの内容ですが、どちらもことラーにとって重要なお話です。 午前中は川崎市市民ミュージアムから学芸員・谷拓馬さん、川崎市役所から担当部署であ

基礎講座②/「きく力」

4/28(日)に第2回基礎講座が開催されました。 今回のタイトルはずばり「きく力」! 講師に西村佳哲さんをお呼びして、ことラーがコミュニケーションの基本となる「きく」ということについて考え、学びました。 午前中は主に3人組のグループワークです。 それぞれが「きき手」「はなし手」「観察」の3つの役割を割り当てられ、西村さんから指示された「きき方」「はなし方」でワークを行っていきます。 「観察」の人は2人がやりとりしている様子や反応をじっと観察します。 役割を交代しつつ、全員