購入してみた、おしゃれウイッグ
13年ほど前になる前回の抗がん剤の時は医療用ウイッグを購入して使っていました。当時はウイッグを使うのも初めてだったし、若かったこともあって、医療用の中の人毛を使用した一番安い価格帯を自分に合わせてカットしてもらいました。
あれから13年、まさか抗がん剤投与を再びやるとは、その時は思っていなかったけど、必要になってしまったので仕方がない。(前に使用したウイッグは捨てられなくて持っている)前回ウイッグを使用して分かったことは、「他人の頭髪なんて本人が思うほど見ていない、多くの場合自意識過剰、ただし男性に対しては意地悪な人が存在する」だったので、今回は¥3,000-辺りのおしゃれウイッグを買ってみたのでした。
昔は医療用以外ににはあまりなかった人工皮膚(上の写真の中心より少々上の辺り)がちゃんと存在しているし、人口毛の材質によっては、温めのドライヤーも使用可能。ただし、人口毛の材質をたしかめてくださいね、熱に弱いものもあります。10年ひと昔と言いますが、コスプレなどの需要が増えたからなのか、進化が早くなっています。細い紐上のものに人口毛を取り付けて、形が崩れないように何本かのテープ状のもので固定しているので通気性もあります。
帽子タイプも買ってみましたが、こちらば人口毛が布に植わっているので、気温が高いときに熱がこもります。
どちらも人口毛なので、静電気が帯電しやすいです。リンスやコンディショナーを使ったり、静電気防止スプレーを使うことをお勧めします。あと、付属でついてくる滑り止めネットは、頭より大きいものに被せて伸ばしてからの方が窮屈さが減ると思われます。滑り止めネットが無いと、ウイッグが半端なく滑るので、滑り止めネットはした方が良いです。
今のところ、周囲の人には髪を切っただけど思われているようなので、値段の割にいい仕事していると思います。
がんサバイバー丸12年になるステージⅣの患者当事者。発がん時は今で言うところのAYA世代。就労しながら治療してます。