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ウイッグのお手入れ

 私は基本的にかなりの面倒くさがりやなので、お手入れという程のことはやっていないのですよ。時々、リンスインシャンプーをぬるま湯で溶いて、その中で押し洗いのあと、ウイッグのスタンドに被せて、ぬるま湯のシャワーを上からかけて、濯げたらそのまま水が切れるまで放置。湿っている程度になったら、ブラシでなんとなく整えて乾燥させています。完全に乾燥してからブラシをかけると、静電気でうまくいかないことがあるので、湿っている状態が良いと思います。
 COVID-19の流行が本格的になってきてからは、帰ってきたら消毒用アルコールをスプレーしています。

滑り止めネットについて

 ウイッグを買うと付属している滑り止めネットは、気温がこれから上昇する季節には、正直言って暑いというか蒸れる感じがします。ネットだけ被っても、薄いメッシュなのに、熱が籠る感じがします。
 先日、たまたま雑貨屋さんで「シルク製ネックカバー(1500円くらいだったような)」という、おそらく首の日焼け止めに向けたのではないかと思われる商品を見つけたので、購入してみました。シルクのメッシュが筒状になっていて、片方の筒の端はゴムが入っています。このゴムの部分を滑り止めネットのゴムの部分のように利用して滑り止めネットの代わりにしてみました。
 シルク製ネット自体は熱が籠らない分、ウイッグの中の熱の籠りが減りました。それでも、頭はかなりの放熱体なので、暑い日は汗が流れてきて、手ぬぐいハンカチが欠かせません。

がんサバイバー丸12年になるステージⅣの患者当事者。発がん時は今で言うところのAYA世代。就労しながら治療してます。