伸ばしていた髪を切った
3年程伸ばしっ放しにしていた髪を切ってボブヘアーにしてみた。理由は主に「一つ目、伸ばした髪でやりたかったことを終えたこと。二つ目、洗髪と乾燥に手間ががかかって面倒になっていたこと。三つ目、服用することになった薬の副作用として脱毛が増えるのが判明したこと。」だった。
どうせ切るならばヘアードネーション、
例としてJHD&C ( https://www.jhdac.org/hairdonation_salon.html) がある。
協同しているサロンへ申し込んで役に立てばと思い、近隣で共同している店舗を見つけて予約をすることに。その店舗では、カット代は私が支払い、送付は店舗の方のご好意でした。が、各店舗毎にルールが異なる可能性もあるので、念のため共同をしている店舗にヘアードネーションで申し込みの際に、料金その他を確認した方が好ましいと思われます。
なぜ、寄付しようと思ったのかというと、10年と少し前、私は医療用ウイッグを必要とし購入したので金銭負担も知っているし、そんな私でも寄付できる程度には回復したので、次の方にちょっとだけ使って欲しかったのだ
なぜなら、今から12年ほど前に初めて癌を発症した。当時だと若年性、現在だとAYA世代といわれる年齢であった。その治療において、手術、抗がん剤、放射線を行い、その後は内分泌療法とずっと治療が続いていた。
癌の治療法は日進源歩なので、細かい体験は大幅に省くことにする。
各種がんについて知りたい方は、国立がん研究センター がん情報サービス (https://ganjoho.jp/public/index.html)が色々まとまっているので、興味のる方はこちらを見て欲しい。
AYA世代に関してはこちらを(https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/clinic/pediatric_oncology/050/index.html)が分かりやすい。
手術後数年間は内分泌療法で過ごしてきたが、だんだんと効かなくなり、薬剤の種類を替えて様子をみていた。一旦かなり良くなったのだが、再発勢力の方が強かったのか、その薬剤もあまり効果が無くなり、抗がん剤と高分子標的薬の良い所取りをしたような薬剤の服用を勧められることになった。この薬剤の副作用の一つに「抗がん剤程ではないが脱毛が増える」というものがあり、髪が減る前にヘアードネーションへ託すことにしたのだ。
がんサバイバー丸12年になるステージⅣの患者当事者。発がん時は今で言うところのAYA世代。就労しながら治療してます。