東方神起とRIIZE

EXOマンネのセフンの入隊が発表されました。
EXOはこれで全員入隊したことになります。

シウミンから始まって長かった。。でもカイの突然の入隊により結局完全体でのカムバックはお預けになってしまったまま(根に持っている）。再び全員揃うのはカイとセフンが戻ってきてからだからまだまだ先の話だし、ギョンスの独立もあるからどうなるかなぁEXO。

セフン元気で行ってきてほしい。
待ってるからね。

さて、私の元祖推しである東方神起、2023年MAMAでトリを飾りました。
トリが東方神起…、今の若い人は東方神起聞いてないと思うし大丈夫？みんなついてこれるかな？と思ったのですが、開催地が日本だとやっぱりそこはレジェンドの出番となるわけですね。

強烈なオーラ放っていました。あのお二人、さらに別次元の域に進んでいらっしゃった。大人の色気と余裕と、あの大きな会場をたった二人で掌握してしまうパワーがあって、大ベテランの存在感を見せつけられたと感じました。

RIIZEとコラボして、RISING SUNを披露していました。
RISING SUNは東方神起を代表する楽曲で、SMお抱えの作曲家、ユヨンジン節炸裂の曲。ハードな曲なため踊って歌うメンバーがすごく苦しそうで笑、聞く方も力が入る熱情の歌なのです。
今聞くと、だいぶ時代を感じる楽曲だけどライブではあのイントロがかかった瞬間、うわーっと盛り上がります。トンペンはやっぱりこの曲を待ってるから。

6人のRIIZEが白スーツ着て、見事に歌いあげたRISING SUNでしたが、RIIZEのうしろから現れた東方神起はRIIZE6人が束になっても全くかなわないほどのオーラでした。東方神起二人の重厚感、歳を重ねても変わらないスタイルの良さでスッと登場し、新人であるRIIZEを飲みこんで、余裕たっぷりにパフォーマンスしていく姿が最高でした。それによって際立つRIIZEの若い一生懸命さがこれまた最高で。

それで思い出したのが、すごく昔の話ですが、5人だった東方神起が2007年に「Soul Power Tokyo Summit」というR&Bとソウルのイベントに参加した時のことです。
ゴスペラーズやSkoop on Somebodyが中心となって開催された音楽イベントで、アイドルが参加するようなイベントではないし、彼らのファンが来たりするような場ではなかったのです。

でも東方神起はSkoop on Somebodyから楽曲を提供してもらっていたり、ゴスペラーズとは作曲家さんつながりで以前より交流があって、東方神起がゴスペルにも力を入れていたことから、ゲストという扱いで参加することになりました。
なので彼らを見に来たファンではなく、歌を聴くためにきている、東方神起のことをよく知らないという観客の前でステージを披露することになっていて、完全なるアウェイだったと思うんですね。

自分たちの曲の中でもソウルフルな曲調のものを選んで披露し、ゴスペラーズとSkoop on SomebodyのTAKEさんそれぞれともコラボして歌ったのですが、これが本当に素晴らしくて。

大先輩の胸を借りて、思いきり歌う若かりし東方神起。
で、会場にいたお客さんたちが、しっかり歌い上げたメンバーたちに拍手と大きな歓声を送ってくれたり反応が温かくて。。泣
いつもみたいなキャーッていう声援はほぼないけど、良質の音楽を知っている大人しかいなさそうな会場でのあの拍手は、メンバーたちすごく嬉しかったんじゃないかな。

Skoop on SomebodyのTAKEさんとは、Skoop on Somebodyが作った東方神起の曲、「Heart,Mind and Soul」を歌いました。

私が東方神起とRIIZEの組み合わせで思い出したのが、このTAKEさんと東方神起のコラボなのです。

TAKEさんが軽～くマイクを持って、当時の東方神起とは比べ物にならないくらいしっとりとした大人の歌声で歌っていて、歌の深みを感じました。
でも、それがより東方神起の若々しさというか、この歌の淡さを表現するのにぴったりな青さを際立たせていて。

このコラボは、最初東方神起のメンバーが順番に歌っていき、中盤でTAKEさんのパートに入るのですが、TAKEさんの最初の一声でこの歌が一瞬でTAKEさんの世界に変わって。。5人対1人でもTAKEさん一人に持っていかれている感じがありました。
TAKEさんは歌声で優しい物語を紡ぐようなとてもソフトな歌い方なのにすごく説得力があって、大人の男性そのもの。青々した東方神起との対比がおもしろかったのです。

東方神起とRIIZEでは、東方神起がかつてのTAKEさんのようで、2人に必死についていっているRIIZEのひたむきさがかわいいしいじらしいしでSM万歳！！となりました。

この2グループを見ていると、SM正統派の流れを感じます。王道SMグルといいますか。
RIIZEって最初はSMエンタのこれまでにはない新しい挑戦って感じがしていたのですが、あのRIIZEのRISING SUNを見たら、やっぱりしっかりSMなんだな…と、SM魂（ってなんか怖いけど）がちゃんと込められた子たちなんだなと分かって。うれしかったです。

RIIZEの登場により、ハイブ一強のところにSMが切り込んでいったのは確かだし、コア層だけじゃなくて大衆にも受けるアイドルになれるかもしれない。

そしてかつてのEXO VS BTSのように、ライバルと切磋琢磨してはどんどん輝いていってほしいし、新しいグループのファンダムもKポらしくどんどん盛り上がっていったらすてき。

EXO VS BTS時代、私は赤ちゃんを育てていて完全にママモードな毎日だったけど、この戦いのときばかりは見えないハチマキ（「必勝」記載））額に巻いて、心の中では熱くなっていました。
どっちが各グループに大きな声援を送れるかっていうのを大真面目にやっていた、エリとアミのあっつい戦いがあって。

RIIZEにも、そんな燃えるような未来がありますように。
そして大御所東方神起。これからも歌って踊る姿をずっと見せてくれますように。