【体験談】怖い話になりきれない話【心霊】
詳しい日時は忘れたのですが、私が実際に体験した話を綴っていこうと思います。
ある日普通に寝ている時でした。
眠りに落ちて体感1時間とかそこらの時間で、唐突にパッと目が覚めてしまいました。変に意識がハッキリしていて、起きている時よりハッキリしているぐらいに感じたのが異常すぎてよく覚えています。
そしてその時同時に、金縛りと周りに人の気配がありました。
寝ているベットを囲むように5、6人がこちらをみている様に感じました。
「あぁ。出た出た。この感覚」
その時の私はその程度にしか感じていませんでした。なので、無視して寝ようと思いましたが、やはりそういう時は眠れないものですよね。案の定眠れなかったんです。
そんなことを考えていると、その囲んでいる気配が動き始め歌声が聞こえてきました。
「かごめー…」
オカルト好きな人ならなんとなく予想つくと思うのですが、強制参加の遊びの場合最後までいくとどうなるかわからないんですよね。
しかも、私が真ん中で。
綺麗な女の子の歌声でした。
どんどん進んでいく歌詞に、「あ、これは」と思う前に思うことがありました。
「眠いなぁ」
そう。私、その時すごく眠かったんです。正直迷惑以外の何者でもなかったんです。
「鶴と亀が…」と来ているんです。
それはそれとして、さらに眠い時って沸点下がるじゃないですか。
眠い時に囲まれて、5、6人が囁くように歌ってくるって結構鬱陶しいじゃないですか。
「うるせーんだよ!!」
イライラしすぎて、つい怒鳴っちゃったんですよね。
そうしたら、シンとし穏やかにすやすやしました。
という話です。
下手に反応するのは良くないのですが、どうしても鬱陶しかったのでつい怒鳴ってしまったという話です。
下手に意識がハッキリしていたので、良く覚えているのだろうなって思いますけど、今思い出しても不愉快極まりない事件でした。
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