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coolな介護などあるかいな

わかってたけどね。

結局どんな関係性であっても
よほどここに至るまでに親との関係を整理していないと
親が弱ってゆくことのプロセスを目の当たりにふるのはつらいのだ。

どれだけ知識があっても
この辛い、感情だけは自分でなんとかせねばならぬ。

従姉妹がボロボロになりながら
30年勤続して、正社員として勤め上げてきた仕事も時短勤務を選び
収入を減らしながら
(今から思えばそれでも雇用を続けてくれたその会社のシステムの素晴らしさよ→先見の明のある会社なのです)
認知症を10年以上患っていた叔母を自宅で1人で介護していて
お金確か持ってはるはずやのに
なんで施設に入れたりせえへんねやろ

と、ずっと思っていたけれど
今ならわかる。
よくわかる。
タイミングが難しいのだ。
よほど明確に知らしめてくれる第三者が存在しない限り、ほんとに難しい。

従姉妹の場合
認知症経過7年ほどして
叔母が従姉妹を娘と認識しなくなった時点で
施設入所を選択した。
入所してから3年ほどだったか
90代、老衰だったかで
お亡くなりになり
葬儀の時の従姉妹は
やり切った感、清々しい表情であった。

さてわが家はどうするかね。

ちょっとくらい飲ませてくれや

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