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未来に橋を架ける

先週、いつものように第29週のお知らせ投稿をしようとnoteを開いたが、言葉を紡ぐことなく閉じた。第29週の詩を読み、第28週から続く時間の流れの中にいる自分を感じ、言葉にすることで感じ切ることを遮りたくないと思ったからだ。

そんなわけで、第28週と第29週の詩の振り返りから。

第28週
ふたたび力が湧いてくる。
内部に  存在の拡がりを感じる。
心の太陽から  力強く
思想の光が輝く。
その光は  人生の謎を解明し
暗い願いに
希望の光をもたらす。

第29週
自分自身で  思考の輝きを強め
体験の意味を解きながら
宇宙の中に  霊の力の源泉を求める。
それは  私に与えられた夏の遺産であり
秋の平静であり
冬の希望である。

ルドルフ・シュタイナー著「魂のこよみ」

生きていると大なり小なり様々なことを経験する。中にはちょっと面倒なことが舞い込んでくることもある。このところ立て続けにそんな案件が続いたので、何か意味があるように感じていた。

一つ一つと向き合い、それぞれその時々のランディングポイントを見出す中で、『すべて想い描くヴィジョンにつながる必要な機会を提供してもらっているんだ』と実感できる瞬間があり、ありがたいことだなぁ~としみじみ感じた。

課題と思われる事柄は得てして苦手なことや理解不能なことが多いから、直面すると『マジかー』となるが、そんな一見ネガティブな反応は裏を返せばチャンス到来の合図。

願う未来を実現にするための課題はまだまだあるので、これからもトホホな出来事にたくさん遭遇するだろうけれど、多様な体験の中で肚落ちさせた智慧を生きることが未来に橋を架けることになるだろう。

太陽の温もりの中で『今日も生かされてるなー』と生命感じる季節を堪能しながら、第30週がはじまりました。

第30週
魂の陽光の中で
思考の果実が  豊かに実を結ぶ。
すべての感情が
自己意識の確かさに変わる。
喜びにみちて
霊の目覚める秋を感じる。
冬が  私の中で
魂の夏に変わる。

ルドルフ・シュタイナー著「魂のこよみ」


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