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ハウスクリーニングの人のぼやきと習慣化についてのお話

 年末に大掃除をしてから約一ヶ月。と言いたいところですが、別にそんな大掃除とかしてなくて、日常的な掃除とかしかしていないままに、この間、ハウスクリーニング(マンションのアフターサービスで数年に1回ある)で、「これだとやるとこなくて困るんですよね……」とかボソッと言われました。
 と言うわけで、家の中──特に水回りをきれいに保つコツ、別にきれいに保とうとそこまで強い意志を持ってやってるわけではないですけど、少なくとも #清潔のマイルール と言っても良いのでは? と思われることを書いてみようというのが今回の趣旨でございます。

 水回り、特にキッチンというのは一般的に汚れやすい場所、しかも、油汚れだったりとその汚れも取れにくい場所というのが、世の中一般の認識かもしれません。その証拠に、ドラッグストアの棚を見れば、どんな汚れでも落とす! などという洗剤がたくさん並んでいます。さらに、通販番組では、スペシャルな洗剤だったり、汚れを落とす特別な道具が今だけの特別価格、30分以内にお電話いただければもう一本サービス! という勢いで売っているほど、世の人々はキッチンの汚れを落とすことに全精力を傾けていると言っても過言ではないでしょう。
 それでは、ハウスクリーニングの人に「自分らはビフォーアフターがわかりやすい方が喜ばれるんで、適度に汚しても良いんですよ?」と言われたウチではどんなことをしているのか。一般では手に入らないような強力な洗剤を使っているのか。それとも、どんな汚れも拭き取れるような特製クロスを使っているのか。もしくは、プロも驚くような特別な技を使っているのか。
 と少し煽ってみましたが、特に特別なことはしてないんですよね。
 使っているのは、いわゆる百均などで売ってる布巾だけ。あ、百均じゃなくてドラッグストアで買ったかも。まぁ、とにかく、ただの布です。マイクロファイバってもない、ただの布。ほんと、どこでも売ってるやつ。洗剤なんかもほぼ使ってないです。一応買ってはあるけど、ずっと使ってないので、全然減らない。ボトル一本で一年以上保つし、なんなら、今置いてあるやつ、2、3年くらいは置いてある。でもまだ半分どころか1/4も減ってない。ただ布巾を濡らして絞って拭くだけ。それだけしかやってないですが、ハウスクリーニングするところないと言われるくらいにできます。特別な技術も何もいらないです。

 一般的に、汚れというのは、ついてから時間が経つほど落としにくくなります。
 特に、キッチンのように毎日使うような場所は、少し放置するだけで、汚れは重なり、さらに深く根付いて落ちなくなっていきます。それを落とすためには、強い洗剤を使ったり、研磨剤で削ったりということが必要になってしまいます。強い洗剤はキッチンの表面を痛めることになるし、研磨剤なんて、文字通り素材の表面ごと汚れを削り取ることに他ならないので、一見汚れは落ちるように見えますが、表面はガタガタざらざらになるし、そういう場所にはまた汚れがつきやすくなります。
 それを避けるためにはどうするか? というと本当に単純で、汚れが付いたらできるだけ早く、できるだけ弱いもので汚れを落とす、これ以上に何もないです。
 なので、自分は、お皿とか洗うときに、ついでに水拭きをしています。
 本当にそれだけで、十分きれいに保つことはできます。
 炒め物した後の油汚れとかそれで落ちる? とか思うかもしれませんが、落ちます。
 早さは最高の洗剤と誰が言ったか言わないか。
 よっぽどアレな汚れでもない限りは、キッチンの汚れは水拭きで落ちるのです。

 というわけで、これから皆さんもこまめに拭いてきれいにしましょう! で終わっても良いんですけど、これって、結構いろんなことに通じるんじゃないかなぁ、と思ったりもするわけです。特別なことだったり、難しいことだったりしなくても、簡単でちょっとしたことを少しずつ積み重ねていけば、それなりに良い結果というのは付いてくるんじゃないかと。それを即ち世の中では習慣と言ったりするのかもしれないし、だからこそ、習慣が大切みたいなことが言われたりするんじゃないかと。
 清潔のマイルールというお題で書いてみたものの、清潔に限らず、マイルール、何かを継続するって大切だなぁ、というのが、今日のまとめでした。

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