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子供は大人の言うことなんぞ聞かなくて良いし、若者は年上の言うことなんぞ聞かなくて良い

ちょっと前に、仕事で絡む同年代の人間に「おい、琴花。お前は若いヤツに【人生についての何かアドバイスみたいなものってありますか?】みたいなことを聞かれたら何て答える?」と問われた。
何やら、そいつはこれまた仕事絡みの飲みの席で若い男性にそんなことを聞かれたらしい。
「あ〜、俺なら【おセックス出来るチャンスがあった時は確実に絶対におセックスしとけ】って言うかな。てか、俺はそれについての後悔がかなりあるので。」と何となくそんなことを答えた。因みにそいつも【思いっきり遊んでおけ】みたいなことを言ったらしい。
でも、俺がそんなシチュエーションに出くわしたならば、別のことを言うかも知れない。

「子供は大人の言うことなんぞ聞かなくて良いし、若者は年上の言うことなんぞ聞かなくて良い」そんなことを俺は言うかも知れない。

実際に俺は常日頃からそんなことを思っている。自分の娘にも似たよ〜なことを何度も言っている。
何故ならば、我々サピエンスは俺も含めてそのほとんどがバカだからだ。我々はど~してもヒューリスティックな判断をしてしまう脳をもった生き物であるからだ。我々は色々と間違える。我々は色々と判断を見誤る。我々は過ちを犯す生き物である。だから、子供は大人の言うことなんぞ聞かなくて良いし、若者は年上の言うことなんぞ聞かなくて良いと思っている。
ま、当然に俺のこの意見も全く聞く必要はないのだが、それをここで言ってしまうと元も子もなくなってしまうので、とりあえずその件については今回は棚上げして、今回、俺は言いたいことを書かせてもらう。

いや、ホント、子供も若者も人の言うことなんぞ全く聞く必要はないと思う。勿論、憧れている人や尊敬している人の話しならば聞きたいだけ聞けば良いと思う。が、しかし、そうではない人間の話しなんぞこれっぽっちも聞く必要はない。そんなものを聞くぐらいならば、本の一冊でも読むか映画の一本でも観る方が遥かに有意義である。そもそも大人なんて【言い聞かせたがり】な生き物なだけなのだから。あ、勿論、俺もそう。

その昔、大人が「小説なんぞ読むな。バカになる。漢文を読め。」なんて言っていた時代があるのだ。俺が子供の頃なんかだと「漫画なんて読むな。バカになる。本を読め。」と言っていた大人が沢山いたのだ。「ゲームはするな。しても1日1時間まで。でないとバカになる。」なんてことも言われていた。で、現代は「ネットなんて見るな。バカになる。」みたいなことを言う大人がいるのである。なんと愚かでバカな話しなのであろ〜か。いつの時代であっても世の中に生息する大人のサピエンスなんぞこの程度なのである。
なので、子供は大人の言うことなんぞ聞かなくて良いし、若者は年上の言うことなんぞ聞かなくて良い。我々サピエンスなんぞ、所詮は自分の経験則程度の話ししか出来ないのである。
だから、子供や若者は必要以上にお利口さんになる必要はない。戦略的にお利口さんになりたいとゆ〜のなら勝手にすれば良い。でも、子供や若者は大人に抗ってなんぼだろ〜と俺は思うわ。元気よく世の中の様々なしがらみに抗ってなんぼだろ〜と俺は思う。

何度でも言うが、子供は大人の言うことなんぞ聞かなくて良いし、若者は年上の言うことなんぞ聞かなくて良いと俺は思う。



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