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勉強になった記事(よそ様が書かれたもの)

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よそ様が書かれた勉強になった記事
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#進化論

「利己的遺伝子」の誤解を招かない使い方

本記事を修正・加筆した記事が、以下の新書の第3章に収録されています。 「利己的遺伝子」とは「恋をするのも、争うのもすべては遺伝子の思惑通り?」これは2022年科学道100冊に選ばれたリチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」(1)の紹介のタイトルである。このような表現は、生物のあらゆる性質は遺伝子にとって有利に進化した結果である、ということを示唆したものだ。あまりにも表現が「俗っぽい」ので、うさんくさい、と思う人もいれば、深い理屈は考えずに、そうかもしれないと思う人もいるか

「種の保存のための進化」はどこが誤りなのか

本記事を修正・加筆した記事が、以下の新書の第3章に収録されています。 レミングの集団自殺? レミングとは、主にツンドラ地域に生息するネズミの仲間で、3年から4年周期で個体数が急激に増減することが知られている。特に、レミングイヤーと呼ばれる年には、その数は激増し、集団移動をすることがある。この集団移動の時に、多くの個体が海に飛び込み「集団自殺」をするという"迷信"が広まった。この迷信の原因の一つが、1958年に制作された「白い荒野」というディズニーの映画である(ムービー1)

リスクに戸惑うサル。───人間はニュースで報道される「ドレッド‪·‬リスク」に過剰反応し過ぎている #RisK Ⅰ|進化心理マガジン「HUMATRIX」

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ファンクション:生物学的システムには「機能」がある #funct Ⅰ|進化心理マガジン「HUMATRIX」

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再構築された「マズローの欲求ピラミッド」〜サピエンスの"欲求階層理論"を進化心理学の視座からリノベーションする #Pyr ⑴ | エボサイマガジン

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「至近要因」と「究極要因」:進化心理学のメスで人間社会を解剖する方法 〜 アニマルとしてのサピエンス、その心に潜む隠れた動機(Hidden motives) #ULPR ⑴ | エボサイマガジン

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進化というアルゴリズム(Evolution as Algorithm)がすべてを駆動する: メンデルから再びダーウィンへ───心の“わけ”を解き明かす「進化心理学/EvP」とは何か? #Evolal Ⅰ |進化心理マガジン「HUMATRIX」

- Darwin 1859『On the Origin of Species /邦題: 種の起源』 ・Dirty Paws / Of Monsters And Men ・前回からの続き: tool 1: ✔️進化というアルゴリズム(Evolution as Algorithm) #「進化/Evolution」のエンジンとはなんだろうか?────アルゴリズムだ R.ドーキンスの親友で、ともに現代におけるダーウィニズムの知の先導者であるダン=デネットは、チャールズ=ダー

サピエンスの21世紀は「進化心理学/Evolutionary psychology」が支配する時代になる──心(Mind)のわけ(Reason)を解き明かす進化心理学とは何か?:これからの時代を切り拓く50の思考道具

* * * サピエンスにとっての21世紀は「進化心理学/Evolutionary psychology」の時代になる──目次: # サピエンスにとっての21世紀は「進化心理学/Evolutionary psychology」の時代になる ────「進化心理学/Evolutionary psychology」は、1990年代にその創始が宣言され、アメリカやヨーロッパを中心に近年世界的に注目を集めている、まだ比較的新しい、サピエンスの「心(Mind)」を研究する学際的な