今日の無意識からのお題は　”７７”

私は、とても突飛な夢を超リアルな感覚で
見るという特技があるのだが、
今朝は、とりわけ鮮やかな色彩の中で
目が覚めた。
自分とはかけ離れた豪華ないでたちの女性。
そして最後の場面でしっかりと見た
”７７”。
日ごろエンジェルナンバーとか数秘術には
あえてあまりはまらないようにしているのだが、
今日ばかりは気になるので調べてみると
タイムリーなメッセージなんだなと実感する。
改めて無意識からのメッセージの読み解き方も含めて
残しておきたいと思う。

ド派手な占いの先生と”７７”

朝の、目覚ましが鳴る数十秒前のことだと思う。

夢の中で、私は、
悩める若い男性と思えるクライアントと向き合って座っている。
ややうつむいて座っていてる。
私はといえば、この男性の受付と
インテーク（来談の理由など情報収集）をしていて
受付表のようなものに、数字を書いていた。

次の瞬間、着物姿にしっかりとお化粧をした
若い占いの先生と思しき女性が登場した。
人生に迷える男性クライアントに鑑定をして
アドバイスをしているシーンを見ていた。
女性占い師の装いといえば、
ばっちりとパール入りのフルメイクで
着物の衿の半襟は
パステルカラーの刺繍いり。
髪を結い上げ、夢の中で見ている私も
あっけにとられるような鮮やかさだ。
この占い師が悩める男性に向き合って何やらアドバイスをして
妙に納得して、腑に落ちたという雰囲気の男性クライアント。
目覚める直前のシーンでは
受付ボードには
”７７”の数字が大きく見え、
目覚ましの音で起こされた。


起き抜けの自分の自意識は、
『なんやどえらく、ド派手な着物の女の人だったな』
『えらく光るお化粧もしていたで！』
『なんやろ？』
と流そうとしていたが、ふと
『７７の数字は意味がある！』と思って、
机の上のメモに書き留めた。
日ごろ、あまりにエンジェルナンバーだとか、
数秘だとかは好きではないのだけど、
今回はサインだなと、調べ始めた。

７７＝　終わりない真実の探求とスピリットの世界の真実で人々を助ける

息子の弁当を作りながら
待ちきれずに携帯で調べると出てくるではないか。

７７＝　終わりない真実の探求とスピリットの世界の真実で人々を助ける
シャーマンや巫女、ヒーラーのエネルギー

この意味をどう受け取ろう？

繰り返し断っておくが、いつもは数字がぞろ目だとか
ラッキーナンバーだとか、ほとんど意識はしない。
ただこのところ、あまりに世界がわかりやすくゆがんでいるというか
あまりにおかしなことだらけで、落ち込んでいた。
とりわけ昨日は、私も妙にイライラとする上に重い気持ちに
同調してしまったのか、しんどかった。
どうやら、のんきな息子も同じようなものを感じていたのか
晩御飯の時間には、二人でコンロの火を消し忘れるし
妙にお互い思いので変な一日だった。
大げさに聞こえるが、本心でいえば、
『いったい私はどうやってこの世界で生きていったらいいのだ！』
ってな気分になっていたのだ。

私が住むNZでは、首都のウエリントンで２３日間にわたって
続けられていたデモが、先週、強制的に排除された。
映像を見ながら、そこで抗議の声を上げ続けた人達を見て
頭が痛くなるほどに、希望のない思いを味わった。
エンパス気質のある私としては、
現地でのエネルギーにつながり続けていたのだろう。
家に居ながら、しばらく放心状態が続いた。

分かりやすい形で見えている政府や
世界各地のスーパー金持ちたちの思惑。
これから、こうなるとささやかれる彼らの計画。
これから起こされるであろう世界の混乱etc……

メディアや政府の動きはあまりにわかりやすく嘘ばかり。
何とか、希望を見出そうと
必死になって情報を探そうとしていたが、
探そうとすればするほどに、ぐらつく自分。
根っこのない感覚。

いい加減嫌になっていた。

夢を通した自分の潜在意識とのコミュニケーション

人間の意識をざっくり構成すると
ケーキの層のようになっている。

一番上のレイヤーは顕在意識
さらにその下に潜在意識
そして集合的無意識となっている。
ユングによれば、集合的無意識は、
所属する社会集団や人類に共通するもので、個人を超えて
根っこでつながりあっていると考えられている。

催眠療法にしても夢の中にしても
顕在意識が意識のわきに退いて
潜在意識が開いた状態で意識は体験している。

私たちが現実社会の中で生きているとき
常識や、これまでの習慣などが優位になった
顕在意識がこの潜在意識の蓋をしたような状態になっている。

このため、
広大な知恵と情報の宝庫である潜在意識とコミュニケーションをとることが難しい。しかし、夢の中では潜在意識が開いた状態で
ハイアーセルフといわれる高次の自己が
この世界を生きる私たちに専属のカウンセラーとなっているようなものだ。

問題は、
コミュニケーションの方法が、
通常私たちが理解する言語体系とややことなることだ。

特徴としては
１）思考や常識ではなく、潜在意識の世界のルール
　形や色、象徴を使った形でコミュニケーションが行われること
２）受け取り手の世界観や所属する社会の原型のようなシンボルもあらわれること.
(自分が意味が分からなくても、シンボルに意味が込められていることもある）
３）思考や常識で考える内容とは意味がことなる。
　　すぐに意味が分からなくても、あとで理解できることもある。
４）夢に現れたことから起きる『感情』『連想』にもヒントがある
５）起きると急速に忘れるので、大事な夢だと思ったら、すぐに目もできる用意を整えておく。（字は汚くてもOK。枕元にノートとペンを用意する）
６）次第に意味やメッセージの受け取りが上手になる
　　最初から完璧をめざさない

分からない感覚を抱えながらも平穏の中にいる

７７のナンバーの意味で調べるとこうも書かれている。

『７７は終わりのない真実の探求をします。
人の心理や、自然、宇宙、科学、哲学なのどの切り口から、世界の隠された秘密の構造を解き明かそうとします。目に見えないつながりを見つけたり、真実ではないものを明かします。』（AKアーケイさんのブログより）

あまりのピッタリさに自分で笑ってしまったよ。
今の世界があまりに混沌として、わかりやすく嘘ばかりに見え
そしてその理由と背後で起きていることを、
自分なりにわかろうとしている。
しかし、調べれば調べるほどに、これまで自分が生きてきた世界の常識とは
離れて、わかった事がらを他人と共有したり、身近な人と確認し合うことが難しくなってきている。
でも自分の中では、これまで信じてきたことよりは、各段と世界の意味が分かってきた感覚が強まっている。

さらに７７の意味は、
『今進んでいる道は正しい。その調子で進んでいきましょう』とな。
踏みとどまっていることが褒められたってことか！？
今日の夢で分かったことは、とりあえず自分の中にある
もう少しわかっている自分は自分にOKを出しているということだ。

せっかちな自分としては、
気性顛末の先を欲しがってしまうが、夢で受け取れたのは
とりあえずOKを出されているっていうこと。

そこまでが腑に落ちたとたんに
知り合いからなんだか嬉しいニュースがやってきた。
少し先になるけれど、
『かわいい猫のペットシッターを頼めない？』とのメッセージだった。
借家住まいで、動物をかわいがろうにも、手が届かないな～と思っていところだったし、確か先週の新月の時に猫がかわいがりたいよ！って書いたんだっけ。
進もうとしている先に何があるか、形が見えるところまではいかないが、
ウインクサインを確認したところで今日は、穏やかに自分の内側にとどまろう。