琴縁@フォロバ100 エッセイ/HSP/うつヌケ

新卒で入社した某大手証券会社ででうつを発症し、わずか1年で退職。なんやかんやでようやくうつヌケをしたのに、心の支えだった彼との突然の別れが訪れた。先の見えない霧の中を彷徨いながらも歩みをとめない、そんな強くて脆いわたしのお話し。

琴縁@フォロバ100 エッセイ/HSP/うつヌケ

新卒で入社した某大手証券会社ででうつを発症し、わずか1年で退職。なんやかんやでようやくうつヌケをしたのに、心の支えだった彼との突然の別れが訪れた。先の見えない霧の中を彷徨いながらも歩みをとめない、そんな強くて脆いわたしのお話し。

最近の記事

いいえ私は蠍座の新月にすがりたい女。

お久しぶりです。お久しぶりの投稿となりました。皆様お元気ですか? いやぁ、、、10月は非常に大変な月だった。 例えるならば、親戚に「受験生だね?どこの大学行くの?東大?」とチクチク刺されるお正月と、大好きな先輩が卒業してもはや無価値になった学校に嫌々通う春休み目前の日々と、宿題山積みのままあと1週間を切ってしまった夏休みと、きんもくせいが咲いているのに気づかないまま過ぎてしまった秋休みが一気に目まぐるしく私にタックルしてきたという感じ。ちなみに体感1週間。 はあ、、、。

    • はじめて手相占いに行った話。

      占いへの誘い  「ねえ、占い行ってみない?」 突然、中学生の頃からの友人からこんなお誘いがあった。 「インスタグラマー気取りピクニック、やってみない?」「1年後の私たちに手紙書く会、しない?」など、いつもトリッキーなお誘いをするのは私の担当だった。そして友人Aちゃんはいつも「いいね、やろう。」と即答してくれる担当だった。  そんなAちゃんがお誘いをしてくれた。しかも占い…!?気になりすぎる…!!私は胸を躍らせた。  しかし問題発生。なんと私は、この子と結婚するんだろ

      • 洗濯物が1日濡れて、くしゃみをひとつ。

         さて、このタイトルをみていまこのnoteを開いてくださった皆さんは、こちらの歌をご存知だろうか。  この曲は30年以上にわたり子どもや大人たちに愛されてきた童謡である。  ご存知の方も多いのではないだろうか?  なぜ唐突にこの曲の話をするのか。それは、私はつらいことがあったときに何故かふとこの曲の一節を口ずさんでしまうからである。 せんたくものが1日ぬれて 風にふかれて くしゃみをひとつ くもがながれ 光がさして みあげてみれば ラララ にじがにじが 空にかかって

        • わたしの恋人は、わたし。(1)〜失恋のその先へ〜

          ああ、やっと私は私と付き合えるんだ。 この言葉は昨日、鏡に映る自分をみて、思わず口をついて出た言葉だ。 私はおととい、1年8ヶ月交際した彼氏(以下Sくん)と別々の道を歩むことを決意した。 正直に白状すると、ここ数週間、鏡にうつる自分の顔が暗いことに気づいていた。 眉間にしわを寄せていることが多いことに気づいていた。 外出先で、店員の接客やルールを守らない人たちに対していつも以上に怒りっぽくなっていることにも気づいていた。 そして、これから先の私と彼のためにも、一度お互い

          入社1年目でうつ退職した話~導入編~

          はじめに 私はただいま、プータロー人生を絶賛謳歌中である。お昼にのそのそと布団から起きでて、ぼんやりとテレビをみながら母が作ってくれるあたたかいご飯を食べて、なんやかんやで時間を消費し、気づけば夜になってて、何をして1日を過ごしたか記憶がないことに恐れ慄きながら、めざましをかけることなくまた床に就くのだ。  そんな、絵にかいたようなプータロー生活を送っていると、やはり自己肯定感が下がる瞬間が多々襲いかかってくるものだ。しかし一度自己肯定感を下げるとそのまま一気に病みモードに入

          入社1年目でうつ退職した話~導入編~

          1週間で開業して廃業した話。(後編)

          青天の霹靂(続)契約先と真っ向勝負。  研修が終わり、業務内容や報酬についての話が進むにつれて、おかしいと思う部分がどんどん露呈していった契約先。  何度も話が二転三転し、温厚でおなじみ私もさすがに思った。  『これでは埒明かない、お金は欲しいがこんなところで自分の時間を摩耗しないといけないほど困ってはいない…』と。  いやでも開業届、出しちゃったよ、ブルーな確定申告をすると腹括っちゃったよ、、、。  と、悩み、絵に描いたように頭を抱える私。年下彼氏にも相談してみて導き出し

          1週間で開業して廃業した話。(後編)

          1週間で開業して廃業した話。(前編)

          道程 気力はないけどお金は欲しい。  退職して数週間。ようやくうつヌケしたとは言ったものの、もちろん気力体力ともに100%なわけもなく。HPはズバリ1くらい。意識は戻ったものの依然としてへろへろ勇者なわたしなのである。  うつになるまでの経緯や退職の経緯、うつヌケに至るまでの道程はまた後日noteにかきとめるとして、とにかくうつヌケしたての私は生まれたての小鹿勇者なのだ。しばらく戦いは勘弁してほしい。  しかし、なんてったって「お金は欲しい!!!!」  だって辞めた

          1週間で開業して廃業した話。(前編)

          自己紹介|ジャムの瓶にラベルを貼るかのごとく。

          大海原に瓶を解き放つ。  満を持してのnoteデビューを実につつましく、しかし華々しく飾った私。  こんな膨大な文章の海に投げたわたしのちっぽけな文章なんて、瓶につめて海に流した宛名のない手紙そのものだと思っているのだが、それでもどこかの誰かの目に留まるのかもしれないと思うと、どうも自分で書いた文章を読み返すのは小っ恥ずかしい。よって記念すべき1投目の投稿後は早々にnoteを閉じた。  そして翌日、おそるおそるnoteを開くと、スキがいくつか届いていた。ありがたい。ありが

          自己紹介|ジャムの瓶にラベルを貼るかのごとく。

          はじめてのnoteを書いてみる。

          表裏一体ってことね。 2024年7月6日。私はある決断をした。それは、常々気になってはいたけれどなんとなく胡散臭くて手をつけていなかった「アレ」に手をつけることだ。  そう、「note」だ。  私がインスタのストーリーなんかで「noteを書き始めまーす」と高らかに宣言しようものならば、 「え、あの意識高い系の人がこぞって書いてるあれのこと?」 「スタバでPCカタカタしてる人のうち2人に1人は書いているであろうあれのこと?」 「平凡なことを有益な感じに書いてる人が多いあれのこと