ENHYPEN考察 「Let me in」① いくつの世界線が描かれているのか?
こんにちは、さなです。
今回はLet me inのMVについて考えていきたいと思います。
ENHYPENのMVは時間軸や世界線が複雑に交わっていて不可思議なものが多いですが、中でもこのLet me inは物語のいろいろなシーンが散りばめられていそうです。
それでいて一つの完結したメッセージを伝えてもいます。
長くなるので、考察は3つの記事に分けています。
まずこの記事ではMVで描かれている場所から世界観を探ります。
ほかの記事では服装から見たり、光の色から見たりもする予定です。
なお、ENHYPEN含めHYBEのMVは正解がないことが多く、解釈も人それぞれだと思いますので、この記事もあくまで1つの見方として楽しんでいただければ嬉しいです。
Let me inではいくつの世界線が描かれているのか?
ここではまず、MV内で描かれている場所を整理してみます。
Let me inには次の4つの場所が出てきます。
1.倉庫
2.博物館
3.森
4.宇宙空間、宇宙船
1.倉庫
この倉庫はMVで最も頻繁に出てきます。全体像が見やすいのは宇宙服で踊っているシーンです。
その他にも、MV冒頭で何かを被っている場所、最後に透明な箱の中に閉じ込められている場所なども倉庫です。
また、初めにメンバーが遊んでいるのも同じ倉庫だと考えられます。
宇宙服で踊っているシーンで、天井の骨組みの左の方に「202」「203」「204」という標識がありますが、遊んでいるシーンでも同じ標識が見えます。
また、右の柱に「B24」「C24」「D24」とあるのも、
ニキとジェイが走っているシーンの柱と一致します。
さらに最初にメンバーが飛び出してくる場所は、宇宙服で踊るシーンの右側にある「EXIT」の場所だと思われます。シャッターのような蛇腹の仕切りが同じです。
2.博物館
博物館はMV中盤あたりでメンバーが懐中電灯を持って回っている場所です。ダンスシーンを見てみると、後ろに同じく6つの明るい展示物があるのがわかります。
ここは天井が格子状になっていて、
同じく格子のある天井、つまりこの部屋から懐中電灯を持って歩いていった先に、
ガラスで仕切られた展示物があります。手形が付いていて徐々にひびが入るこの展示物の内側が、おそらく後述する「森」の世界だと考えられます。
3.森
森は、背景が赤いときと赤くないときとあります。おそらく立体的に作られた「本物の森」の後ろがスクリーンになっていて、それが赤いときと、森っぽいものを映しているときとあるのだと思います。
このスクリーンの存在は、ジェイが気づいてみんなで壊しに行きます。(正確にはおそらく、森全体を囲っているスクリーンのどこを壊せばいいか=どこが博物館の展示ガラスに当たる部分か、に気づくのがジェイです)
そしてこの2つの世界(博物館と森)を分けている境界線が何らかの原因で壊れると、森側ではスクリーンに黒い穴が空き、博物館側では展示のガラスが割れて2つの世界が逆転します。
4.宇宙空間、宇宙船
最後に、宇宙空間です。全員で梯子の周りに立っているときと、少人数でいるときとあります。背景も青っぽかったり赤っぽかったりと変化しています。
ヒスンとジェイクが宇宙船にいるシーンもあります。ジェイクの手がガラスに当てられている感じから、博物館の展示等と同様に閉鎖的な空間だと思われます。
さらにジョンウォンが黒い正方形の穴に向かって跳ぶ場面もあります。
いかがでしたか?この4つが、Let me inに登場する場所です。
次回以降の記事でメンバーたちがそれぞれの場所で着ている服装に触れたあと、この2つの世界の逆転が意味するもの・異世界を繋ぐ鍵は何かなど、考察していきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?