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四国のおすすめ観光スポット紹介

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コトバスエクスプレスの「四国のお勧め観光スポットを紹介」コーナー特別出張。 https://www.kotobus-express.jp/column/
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#香川

一度は食べたい屋島の味覚 ~B級グルメ旅~(桃太郎茶屋&骨付鳥 一鶴|香川県高松市屋島)

思いのほか、長くなってきた屋島シリーズも今回で最終回。 今回は全編、飯テロシリーズでお送りいたします! 食いしん坊あつまれ~! 前回の「獅子の霊巌展望台」から「新屋島水族館」の横を通り過ぎ、そのまま進むと道は次第に林のような景色になります。途中に立っている電信柱が茶色く塗られて、まるで林の木の一部のようになっていました。 景観を損ねないような工夫ですね、きっと! こういう小さい気遣いって良いですよね。誰かが誰かのためを思って、こういう取り組みをしたんだろうな~と思うと、心

天空カフェで楽しむ 屋島の歴史と美食(屋島 れいがん茶屋|香川県高松市屋島)

屋島山上駐車場から、前々回の「屋島寺」、前回の「高松市屋島山上交流拠点施設(愛称:やしまーる)」と巡って、たくさん歩いて疲れたところなので、そろそろ、ランチ休憩としましょう! というわけで、<屋島紹介シリーズ>第3弾となる今回は、明治より愛され続ける「れいがん茶屋」とその周辺についてご案内していきます!  明治時代創業の老舗、山上の休憩処「れいがん茶屋」。 2021年10月、やしまーるの設計者である周防氏がこちらもリニューアルを手がけました。 瀬戸内海の蒼い海と、広々と

源平合戦の地「屋島」ならではの歴史に触れる(南面山 千光院 屋島寺|香川県高松市屋島)

今回ご紹介するのは、香川県高松市の北東部に位置する「屋島(やしま)」。 屋島といえば、言わずと知れた源平合戦古戦場が有名ですよね。 私も初めて高松に越してきた時は「ここが小学校の時に習った、かの有名な屋島......!!」と、この地の歴史の深さに感動したものです。そして、今や職場からも屋島が見える! ↓ ↓ 琴平バス高松営業所[コトバスステーション高松]から見える屋島 ↓ ↓ そんな屋島へ向かうには、高松市街からだと屋島山上観光駐車場まで車で約30分。 屋島山上観光駐車

アートな駅前美術館(MIMOCA丸亀市猪熊弦一郎現代美術館|香川県丸亀市)

猪熊弦一郎さんをご存じですか? 香川県にいると、一度は目にするお名前ですよね! 1902年 香川県高松市に生まれ、丸亀市に転居。 「絵を描くには勇気がいる」とよく口にし、90歳でこの世を去るまで、新しいものへ挑戦し続けた洋画家として有名です。 中でも、県民に一番身近な猪熊作品といえば「香川県庁舎東館」の1階ロビーの壁画かと思います。 ちなみにこの壁画は、海外からの評価も非常に高いのをご存じでしたか? 2021年8月、アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズが発行している雑

弘法大師 生誕の地、善通寺で御誕生1250年を祝うお遍路旅(総本山善通寺|香川県善通寺市)

四国といえば「お遍路さん」。お遍路さんといえば「弘法大師」。 そんな弘法大師が生まれた場所こそ、香川県善通寺市にある「善通寺」。 というわけで、今回はそんな四国遍路誕生の地とも言える「善通寺」に行ってきました! 弘法大師誕生の地とされる「総本山善通寺」は、和歌山県の高野山、京都府の東寺と並び「弘法大師三大霊場」とされ、真言宗善通寺派の総本山であり、四国八十八ヶ所霊場の75番札所でもあります。 この「善通寺」という名前は、弘法大師の父・佐伯義通氏の名を由来に名付けられたと

江戸時代に京極家が約100年をかけて造った大名庭園(中津万象園&丸亀美術館|香川県丸亀市)

1688年 丸亀藩京極家二代目藩主であった京極高豊氏により、この中津の海浜に中津別館として築庭された「中津万象園」。「中津万象園」という名前は「森羅万象」に由来しており、すなわち、宇宙に存在するすべてのものを意味しているんだそうです。壮大ですね~! そんな壮大さを表現しているともいえる一つが、1,500本余りの常緑の松。エバーグリーンな松の緑が園内を歩く人々を包み込み、庭園の厳かさを感じさせます。 面積5ヘクタールの庭園の中心には「八景池」と呼ばれる大きな一つの池が配置され

浦島太郎伝説の地で日常を忘れて贅沢な時間を(URASHIMA VILLAGE|香川県三豊市)

今、どんどん進化を遂げて県内有数の魅力的な観光地になっている香川県三豊市。そんな三豊の荘内半島にある素敵宿「URASHIMA VILLAGE(ウラシマヴィレッジ)」さんへ同僚と一緒に旅してきました。 荘内半島の大浜仁尾線を走っていると見えてくる、焼杉の真っ黒な外壁が目印です。敷地内に3棟ほど宿泊棟があると聞いていたのですが...んん、どこだ??? 現時点では、黒い壁しか見えません。笑 ※施設最寄りのコンビニやスーパーは車で約5分の距離なので、公共機関やタクシー移動よりは、

瀬戸内国際芸術祭2022 小豆島

瀬戸内国際芸術祭も残りわずか。 というわけで、滑り込みでオフィシャルツアーCコース 小豆島へ行ってきました! 高松港から乗船しますっ!うーん、青々としていい天気!! ゾウさん号に乗って行きます。かわいい~!!!! あっちもこっちもゾウさん! デッキにはメリーゴーランドもありました! ほのぼの楽しい船旅です。笑 小豆島に着いたら、船からバスに乗り換えて。 まずは紅葉の名所、寒霞渓へロープウェイに乗って向かいます。 小豆島のほぼ中央に位置する寒霞渓(かんかけい)は、島

瀬戸内国際芸術祭2022 伊吹島・粟島

瀬戸内国際芸術祭2022「秋会期」だけで開催される西の島へ行ってきました! まずは伊吹島へ上陸。 とても温かな歓迎を受けて、わくわくが募ります! 島に上陸するまでの船の中で、ガイドさんから「伊吹島は安山岩や花崗岩等から成る台状の島のため、水が地中に染み込まず。水不足で悩まされてきた土地なんです。」という説明があったのですが、それを物語るように島のあちこちに貯水設備の跡を感じることができます。 現在でも、小学校の横に大きな貯水タンクが設置されていました。 その他にも、

瀬戸芸会期外だからこそ、のんびり楽しむ小豆島アート旅(小豆島|香川県小豆郡)

瀬戸内国際芸術祭の春会期も終わり、夏会期は8月5日~9月4日の開催になります。夏会期が始まるまでの今の時期を「会期外」と呼んでいるのですが、そんな芸術祭の「会期外」でも、島とアートを楽しむことができるんです! 私が考える瀬戸内国際芸術祭の「会期中」と「会期外」のそれぞれのメリットとデメリットをご紹介すると、こんな感じ! ▼「会期中」のメリットとデメリット (メリット)  ・港や作品入口にスタッフが常駐している  ・営業している商店や飲食店が多い  ・作品鑑賞パスポートの特