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四国のおすすめ観光スポット紹介

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コトバスエクスプレスの「四国のお勧め観光スポットを紹介」コーナー特別出張。 https://www.kotobus-express.jp/column/
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#コトバス

天空カフェで楽しむ 屋島の歴史と美食(屋島 れいがん茶屋|香川県高松市屋島)

屋島山上駐車場から、前々回の「屋島寺」、前回の「高松市屋島山上交流拠点施設(愛称:やしまーる)」と巡って、たくさん歩いて疲れたところなので、そろそろ、ランチ休憩としましょう! というわけで、<屋島紹介シリーズ>第3弾となる今回は、明治より愛され続ける「れいがん茶屋」とその周辺についてご案内していきます!  明治時代創業の老舗、山上の休憩処「れいがん茶屋」。 2021年10月、やしまーるの設計者である周防氏がこちらもリニューアルを手がけました。 瀬戸内海の蒼い海と、広々と

酒造の歴史から紡ぐ、佐川町の魅力溢れる暮らし(司牡丹酒造、牧野富太郎ふるさと館、名教館ほか|高知県高岡郡佐川町)

今回の旅の舞台は、高知県佐川町。高知県中西部の盆地に位置します。 高知県佐川町は、江戸時代に土佐藩筆頭家老であった深尾家の城下町として発展し、伊藤蘭林(儒学者)、田中光顕(政治家)、黒鉄ヒロシ(漫画家)、広井勇(工学博士)、牧野富太郎(植物学者)、黒岩恒(博物学者)、小野大輔(声優)、山口智(プロサッカー選手)などなど...今昔にわたり、数々の著名人を輩出してきました。 佐川町内の「上町の町並み」とも称される「酒蔵の道」を中心とした上町地区は、司牡丹酒造などの酒造をはじめ

日本屈指、植物で未来を明るくする研究型植物園(高知県立牧野植物園|高知県高知市)

春先の初訪問を経て、朝ドラ終了後の秋となる今回で2度目。 「牧野植物園」へ訪問してきました。 春に訪れた際にはまだ建設中であった「植物研究交流センター(ラボテラス)」が完成してから初めての訪問です。 2023年前期の連続テレビ小説「らんまん」が、あまりにおもしろすぎて。 牧野博士にも興味を持ち、ついには牧野博士の書籍も拝見させていただくほど、ハマりにハマった私。笑 牧野博士の自叙伝の中では「もと私の家は酒屋で、多少の財産もあり、両親には早く分かれ兄弟は一人もないので、私

アートな駅前美術館(MIMOCA丸亀市猪熊弦一郎現代美術館|香川県丸亀市)

猪熊弦一郎さんをご存じですか? 香川県にいると、一度は目にするお名前ですよね! 1902年 香川県高松市に生まれ、丸亀市に転居。 「絵を描くには勇気がいる」とよく口にし、90歳でこの世を去るまで、新しいものへ挑戦し続けた洋画家として有名です。 中でも、県民に一番身近な猪熊作品といえば「香川県庁舎東館」の1階ロビーの壁画かと思います。 ちなみにこの壁画は、海外からの評価も非常に高いのをご存じでしたか? 2021年8月、アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズが発行している雑

ここでしか体験できない! ご当地色に溢れた室戸を味わい学ぶ旅(料亭花月&むろと廃校水族館|高知県室戸市)

先月お届けした高知県東部にある「北川村『モネの庭』マルモッタン」(画像クリックで前回のコラムにリンクします)。 実はこの日、モネの庭のほかにも「とっても美味しい地元ランチ」と「廃校になった小学校で開館されている水族館」へ立ち寄りました。どちらも特色があり面白く、是非とも多くの人に訪れてみてほしい素敵なところだったので。今回はそちらをご紹介します! まずは、地元ランチのご紹介から。 そのお店の名前は「料亭 花月(かづき)」さん。 「感動した!」「また行きたい!」と、口コミ

平日でも行列必至! 人気の鯛の塩らぁ麺&240年以上の伝統を持つ大谷焼(堂の浦、ほか|徳島県県内)

前回までの大塚国際美術館に訪れたならば、ぜひ訪れてほしい! 今回は、そんな徳島のオススメ名店をご紹介◎ まずは、今、行列必至の大人気店。 「バナナマンせっかくグルメ(TBS系列)」でも紹介され、SnowMan 目黒蓮さんが舌鼓を打った名店「堂の浦」へ。地元の漁港で獲れた新鮮魚介を使用した海鮮ラーメンで連日満席御礼状態の大人気ラーメン店です! 「堂の浦」さんはいくつか店舗があるのですが、今回わたしは大塚国際美術館から一番近い「堂の浦 鳴門本店」さんにお邪魔しました。 ウチ

時間制限ナシ! 写真撮影OK! アートを見て触れて楽しむ世界旅行 後編(大塚国際美術館|徳島県鳴門市)

前回、語るに語らせていただいた「大塚国際美術館」。見所があまりにありすぎて、厳選しているにもかかわらずボリュームが大きくなり過ぎたので、2回に分けてお送りします。 ▼ちなみに前編はこちらから! というわけで! 大塚国際美術館 後編。どうぞお付き合いくださいませ。 ・ ・ ・ 後半のトップバッターはまず、大塚国際美術館の名物の一つ。 観賞人気ランキング一位を誇るゴッホの「ヒマワリ」から。 ゴッホはヒマワリの絵を生涯において十数点描いており、その中でも花瓶に活けられた

時間制限ナシ! 写真撮影OK! アートを見て触れて楽しむ世界旅行 前編(大塚国際美術館|徳島県鳴門市)

曇天日和が続く毎日、まさに梅雨らしいお天気ですね。こういうお天気の時には、心が落ち着く美術館で感性を磨くのがオススメ。 というわけで、高校の遠足以来、人生2度目の大塚国際美術館へ行ってきました! 駐車場に車を停めて、無料のシャトルバスで大塚国際美術館の建物入口へ向かいます。 チケットは建物入り口でも販売していますが、インターネットで購入すると少しお安く入手できますよ。支払い方法は現金とクレジットカードが利用できるそうです! こちらが入館券販売横にある入口。25周年にな

江戸時代に京極家が約100年をかけて造った大名庭園(中津万象園&丸亀美術館|香川県丸亀市)

1688年 丸亀藩京極家二代目藩主であった京極高豊氏により、この中津の海浜に中津別館として築庭された「中津万象園」。「中津万象園」という名前は「森羅万象」に由来しており、すなわち、宇宙に存在するすべてのものを意味しているんだそうです。壮大ですね~! そんな壮大さを表現しているともいえる一つが、1,500本余りの常緑の松。エバーグリーンな松の緑が園内を歩く人々を包み込み、庭園の厳かさを感じさせます。 面積5ヘクタールの庭園の中心には「八景池」と呼ばれる大きな一つの池が配置され

瀬戸内国際芸術祭2022 小豆島

瀬戸内国際芸術祭も残りわずか。 というわけで、滑り込みでオフィシャルツアーCコース 小豆島へ行ってきました! 高松港から乗船しますっ!うーん、青々としていい天気!! ゾウさん号に乗って行きます。かわいい~!!!! あっちもこっちもゾウさん! デッキにはメリーゴーランドもありました! ほのぼの楽しい船旅です。笑 小豆島に着いたら、船からバスに乗り換えて。 まずは紅葉の名所、寒霞渓へロープウェイに乗って向かいます。 小豆島のほぼ中央に位置する寒霞渓(かんかけい)は、島

瀬戸内国際芸術祭2022 伊吹島・粟島

瀬戸内国際芸術祭2022「秋会期」だけで開催される西の島へ行ってきました! まずは伊吹島へ上陸。 とても温かな歓迎を受けて、わくわくが募ります! 島に上陸するまでの船の中で、ガイドさんから「伊吹島は安山岩や花崗岩等から成る台状の島のため、水が地中に染み込まず。水不足で悩まされてきた土地なんです。」という説明があったのですが、それを物語るように島のあちこちに貯水設備の跡を感じることができます。 現在でも、小学校の横に大きな貯水タンクが設置されていました。 その他にも、

全国旅行支援について

 2022年9月26日、観光庁より全国旅行支援(全国旅行割)について、2022年10月11日より実施開始の決定が発表されました。しかし、観光庁及び各都道府県の全国旅行支援事務局から旅行会社等の参加事業者に向けた具体的な実施要項などが示されていない状況にあります。  このような状況であることから、当社では2022年10月11日の全国旅行支援開始時に間に合わない可能性がございます。さらに、全てのコトバスツアーが全国旅行支援の適用となるわけではなく、一部ツアーのみの適用になる予定で

クリスマスについて考える、2021年冬至の今日。

じゃじゃーーーん!!! 郵便物を整理しているとなんとも可愛い葉書が届いていました! かわいい~!!!…思わず、パシャリ。笑 “招き猫美術館さん”からのクリスマスカードです! あっという間の師走も下旬に差し掛かり、今週末は「クリスマス」。 キリストのお誕生日として、聖夜を祝うこの行事。 「ところで『クリスマス』って何だろう…?」と思って調べてみたところ、もともとローマでは、12月の冬至に太陽を祭るお祝いをしていたそうです。 ご存じの通り、冬至は北半球で一番昼が短くな