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私は透明人間 シリーズ

家族全員の朝御飯を済ませ暫く経つと,義理父母は外出着になり1階に現れると,「ちょっと出掛けて来る。」外出する時の決まり文句だ。お昼御飯を作る時間になり,台所で11:30に作りはじめている時,「こんにちは!」と何やらお鍋を持ち台所に来たのは,旦那の実父…私の義父。その義父の弟さんのお嫁さん,「そのお鍋は何ですか?」「煮物。家で作って来た」もうひとつラップで覆われたお皿。「それは何ですか?」「あ~これ?!ポテトサラダ。途中までしか作れていないから,続きを作らないと!」この人は,何のために?私にはさっぱり分からなかったので,「どうしたのですか?いつもお昼御飯は,私の作るお昼御飯です。今日もこうして…」その後に出て来た彼女の言葉に唖然となった。「義兄…私の義父,に昨日,頼まれた。『明日,我々は出掛けるから留守をする父…義父の父親に,お昼御飯を作って欲しい』とだから,お昼御飯の支度に来ました。」Tokoはそれに返す言葉は無かった。Tokoは外へ出掛けていなく,お昼御飯を家で食べる家族のため,作っているではないか!『昨日,義父から頼まれた?エッ?!私は義父の息子の嫁だ。この代々続く家の跡取りの嫁だ。その嫁の私を無視なのか?頼む相手を間違っているだろう?正しく私は蔑ろにされたわけだ。』Tokoの心は煮えくり返かえった。Tokoはこの家の何たの?家政婦?Tokoな存在はどうなっている。私は透明人間!?


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