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ジャカランダとは…

オーストラリアで街路樹にポピュラー。

ジャカランダはシソ目ノウゼンカズラ科に属する、中南米原産の落葉高木です。
キリモドキ属、またはジャカランダ属と呼ばれています。
世界中に約50種類ほどの品種があり、日本では、ジャカランダ・ミシモフォリアやジャカランダ・カロバなどが栽培されています。

地植えで育てた場合の樹高は、低いものでは3m、高いものでは30mに達することもあります。
葉は柔らかみのある黄緑色で、形はアカシアやねむの木、もしくはシダの葉によく似ており、繊細で小さな葉が鳥の羽のように並びます。
美しい青紫の花はもちろん、この小さくて涼しげな葉も観賞用として人気です。


オーストラリアでは「春を告げる花」として愛されており、主に街路樹として植えられています。
グラフトンという町では約7000本のジャカランダの街路樹があり、開花の時期になると「ジャカランダフェスティバル」というお祭りが行われるほどです。
フェスティバルでは、ジャカランダ・クイーンコンテストを行ったり、ジャカランダと同じ青紫色の服を着たりして楽しむそうです。

※花言葉:ジャカランダの花言葉は、「名誉」「栄光」です。
小さなラッパのように見える花の形が、トランペットのファンファーレをイメージさせることからこの花言葉が付けられたといわれています。
ジャカランダの神秘的な青紫色の花は、気高く高貴なイメージがあり、この花言葉にふさわしい気品と威厳を兼ね備えているのではないでしょうか。
縁起の良い花言葉を持ってる為,自分で育てて鑑賞するのはもちろん,贈り物に喜ばれそうです。


神秘的で美しい花が一番の特徴ですが、大きく育たないと花をつけることが難しいため、個人で栽培する場合、葉を鑑賞するための観葉植物として楽しむ人が多いです。
釣鐘状の花はひとつの花房に50~90個ほどもつきますが、マリのように丸くまとまって咲いているためぶどうのようにも見えます。
花の後には実がなり、種を採取することもできます。


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