喜多日菜子合作 制作後記①
個人的に一番思い出深い作品なんで、結構長くなります。
どれくらい長くなるかというとデレステ始めたころから書き始めるレベルで長くなります。
ということで、今回は喜多日菜子一切出てきませんがよろしくお願いします。。。。。。そのくらいの熱量だよっていうことに免じて。
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Youtubeで動画配信を行う有名な配信者、舞台上で輝くアーティスト、テレビで活躍する人気タレント......。憧れの存在というのは、たいていキラキラと輝いていて、手を伸ばしたくても届かなくて、まるで自分とは住んでいる世界が異なるような、そんな遠いものではないでしょうか？
少なくとも、僕はそう思っていました。
日頃ニコニコ動画に投稿されたおもしろおかしい動画を見て大爆笑しながら、人の言う『青春時代』とやらを焼却炉に投棄していた僕には、ニコニコ動画の投稿者も憧れの対象でした。
きっかけなんて、些細なものです。
『こんな自分になりたいな』って願っていれば。
きっと想いは形になる……。
なーんて、ベタで綺麗事で根拠の無い言説ですが、それを信じ続ける強さとカッコ良さは、あるアイドルが教えてくれました。
僕は、彼女と出会いここまで来られて、とても幸運です。
1. スターライトステージを始めた話
基本的に、人のことを覚えるのが得意ではありません。
徳川将軍の名前もほぼ言えないですし、その甲斐あって歴史の試験はマジで追試で何とかする人ですので。
（参考資料）名古屋おもてなし武将隊にいるので覚えてる徳川家康
という事は自分でも分かっているので、大量の新規アイドルを引っ提げてソーシャルゲームとしてデビューを果たしたシンデレラガールズとミリオンライブは触れないようにしていました。765プロの13人でも名前覚えるの大変だったのにそれ以上を覚えるだなんて無謀だからね。。。
ということで、765プロのアニメを見たり音楽を聴いてみたり二次創作のイラストや動画なんかを見たりする程度でアイドルマスターと関わっていたわけです。
そんな僕をシンデレラガールズの世界へ導いたのが、ニコニコ動画に投稿されたこちらの動画です。
面白くないわけないじゃん。
実際見て面白かったし。
動画が面白かった事のほかにも、僕はもともとサンバみたいな楽しい曲が大好きだったのもあり、『きみにいっぱい☆』は刺さりに刺さりました。
すぐさまスターライトステージをダウンロードして、ゲームのシステムを理解し始めた頃にイベントが終了して『きみにいっぱい☆』が遊べなくなるなどしたのが始まりです。
2. 夢を叶えたアイドルの話
シンデレラガールズというコンテンツに触れた僕は、その人数の多さに圧倒され（知ってた）、名前を覚えるためとりあえずボイスが実装されている人、そのなかでもアニメに出演しているメジャーそうな人から覚えようと、アニメを一通り視聴しました。
そんな中で一人のアイドルに興味を持ちました。
にわかロックと名高い多田李衣菜さんです。
とはいえ彼女にとってのロックは自身の憧れや理想の代名詞であり、彼女はその"ロック"に対して向き合い"ロック"を追い求めていくアイドルなのです。アニメでも彼女のロックに対する思いはアイドル活動を行う上での鍵になっております。
そんなアイドル多田李衣菜に、遂にバリバリのロックなユニット曲がやってきます。それが『Jet to the Future』です。
あら、かっこいい。
このロックでカッコイイ楽曲を巡って、イベントコミュでは多田李衣菜はユニット『ロック・ザ・ビート』（通称：だりなつ）の相方・木村夏樹と対立し、互いの信念や考えをぶつけてフェスを成功させたのでした。
（参考資料）ぜひ一度ご覧になっていただきたいJet to the Futureのイベントコミュ
このように時に前川みくや木村夏樹とぶつかりながら自身のロック観を確立させ成長する多田李衣菜を見て、とても素敵にアイドルをしているなと思うのと同時に......
「彼女はもう一人で歩んでいける立派なトップアイドルなんだな……」
と感じるようになりました。
これ以降多田李衣菜から心が離れていくのと同時に、デレステを開く頻度も落ちていったのを覚えています。
3. おもしろい動画が登場した話
『きみにいっぱい☆』のイベントは2016年7月下旬
『Jet to the Future』のイベントは2016年10月下旬
の話でしたが、この頃のニコニコ動画ではとある動画が一大ブームとなっておりました。
わけがわからないじゃん？
もともとアイドルマスターシンデレラガールズ合作というこれまたよくわからない動画の提出作品だったのですが、その中でも群を抜く独特な雰囲気からじわりじわりと人気が出て派生する作品がどんどん登場したのです。
で、もともと合作の提出作品だったのにそれすらも合作になってしまうというわけのわからなさ。
このBEMYBABY合作には、混乱に乗じて黒土と名乗る男性が浅利七海というアイドルを紹介するパートがあり、「ノーマルのガチャでよく見かける青髪の子って浅利七海っていうのかぁ」と僕もなんとなく名前を覚えたのですが......
（参考資料）浅利七海を紹介する黒土P
浅利七海の誕生日2016年10月9日、その黒土と名乗る男性はこんな動画をニコニコ動画に投下したのでした。
なにこれ。
えらく狂気の籠った動画が数珠つなぎにどんどん流れてくる、それはそれは衝撃的な内容の動画でした。
この動画がニコニコ動画で大ヒットし、その強烈な印象で浅利七海の名前を忘れられなくなったのです。
謎の動画自体のインパクトと抱き合わせることによってアイドルの知名度アップを狙うこの手法はいつしか『一人合作』と呼ばれるようになり、多くのアイドルの一人合作動画が投稿されました。
謎の動画として流行っていたBEMYBABYも一人合作の動画の一幕に使用されたり、逆にBEMYBABYの動画のネタの一つとして一人合作の動画が使用されたりと、同時期に流行った謎の動画として相互で洗練されていったのです。
アイドルの名前を覚えられない僕にとっては、強烈なインパクトとアイドルの紹介がある一人合作の動画はとてもありがたいものです。エンタメと同時に知らないアイドルを知れて、気になるアイドルについて調べたりする良い機会づくりとして、積極的に視聴していました。
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今回ぜんぜん日菜子合作が出てきてないですが、動画を作る動機としてとても重要だと思っているので、丁寧に書きました。。。
わりと続く気がするので、よろしくお願いいたします。
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