愛の話・未だ燻っています

彼氏に2回ふられました。1ヶ月前と、一昨日です。

そんなことってある?って思うけど、私も今までの彼氏を2回ずつふってきました。別れ話になるまえの彼の態度だって、これまで私が相手にしてきた態度とそう変わりません。嫌いとまで言わないまでも、小さいことが気になって、許せなかったりして、見切りをつけた。因果応報というと、話が大きすぎるでしょうか。


この1ヶ月の間になにがあったかと言うと、実質的なことはなにもありません。「少し考える」とのことだったので、返信が来るまでいい子にして待っていただけです。…いや、あまりにも返信が来ないのでもはやブロックでもされているのではと思って2回連絡いれましたけど、返事はいつも通りの茶目っ気を感じるもので、可愛い好き!!!ってなりました。ちなみにこういう私の反応がどうも苦手らしかったようです、つら。

まぁそれで、一昨日ついに来たんですよ、不合格の連絡が。私もダイヤモンドのハートしてる訳じゃないんで、2回ふられたらさすがに心が折れます。あぁ無理なんだなって。この1ヶ月の間考えていた、あなたの好きなところ、行った場所、教えてくれたこと、私の生活に出た影響、つらかったこと、人に話を聞いてもらってめちゃくちゃ泣いたこと、全部ひっくるめてやっぱり好きだなって結論に至ったこと、とても文面には纏められなくて。電話が苦手っていうのは一致させていた私たちの、大変珍しい20分間の電話となりました。

結局私はぐずぐずになりながらの全面降伏です。感謝くらいは伝えられたのかどうかも怪しいものでした。流されやすい男を自称する彼は、きっと流されないように律していて、すまんね、ごめんね、の謝罪大会でした。彼からの他の言葉が欲しくて、得られなくて、翌日仕事だという彼氏を慮る形で電話を切りました。

最後に1つだけ、弾を打ち込むことができました。当たったと判断したのは、荷物は直接返しに来て、というもはや命令に対しての返事がとても硬かったからです。おそらく期間をあけてくるでしょうが、場合によっては直接対決が可能です。全面降伏したけど、まだ和平条約結んでないから許してくれる?


不合格通知の要旨は、「人としては好ましいが恋人としてはその限りではない、押されれば流されてしまうがお互いつらい付き合いとなるのではないかと考える」です。さて、ここで電話で得られた新事実が生きてきます。性的接触ゼロ方針で勘案された〈ハゲ治療で性欲減退の可能性〉が事実であったことが判明したのです。

正直、初期の恋愛関係というのはある程度の小さくない割合を下心・性欲が握っていると考えています。そして彼はもともとの状態としてはハグが好きだと言うし、家に行けば近寄って覆いかぶさってくるし、初めてのセックスの後には「自分の性欲に付き合わせたようでごめん」などと発言する男です。さて、はたしてそれを薬の副作用で失った状態にあって、恋人らしさの判断が正常に行えているのでしょうか?えっ、人として好ましいならいけることない…???

AGA治療の効果時期は3ヶ月ごろだそうです。推定開始時期からするともうすぐ。一回治療やめて性欲思い出してもう一度判断してくれないかな?とりあえず一年くらい付き合ってくれないかな?この理論持ち出して戦ってもいいかな?諸君、戦争は好きか?私は好きだよ!!!

よろしい、ならば戦争だ。

ー火蓋は切って落とされた。



※なんで私がこんなに好き好きになっているのかは分かりません、恋愛は錯覚ですから、しばらく錯覚に浸っていてもいいかなって思います。前回のノートと今回のを送りつけてもいいかなと思ったけど、さすがにもう諦めただろうと相手側に印象づけてしまったので、怖がらせるのもあれなのでやめておきましょう。



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