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2023年振り返り

【朗報】今年はなんと72本もnoteを書いた。
単純計算で、5日に1回は記事をあげていたことになる。週間少年ジャンプの連載に選ばれても、私なら一年連載出来る。そういうペースだ。かなり花丸案件である。

もともとスマホのメモ帳に600個くらい書きたいことがつらつら書かれていて、書くことが好きだと言ってるくせに、結局世に出さないで溜め込むなんてもったいないよな〜なんて思っていて、
でも明確に3月頃、もっと更新したいと前向きに思えたことがあって、それからは「完璧じゃなくてもいいからとにかく書き上げること」に注力した。

言いたいことを言い、書きたいことを書いただけではあるが、こうして一年を振り返るとやはり楽しい。人生が超楽しい。年々楽しくなっていくし、どんどん気持ちが楽になっていく。身体は歳をとっても、心はもっともっと、自由になれる。

確かに顔面には無数のシミやそばかすが出てきたが、それすら星座だと思える。ロマンチックでしょ?大銀河作ったるで〜、みとれや!みたいな気持ちでいる。細かいことを気にしてクネクネするのはもうおしまい。私の人生の前半は暗過ぎた。ここからはギャグパートで巻き返す。恋愛するならラブコメしか許さない。面白く無い恋愛なら要らない。メソメソするような出来事も、湿っぽい話ももうたくさん。おしまい。The End.   fin...  完 終了。もう、おちゃらけることしかしたく無い。

体調的にも、ここ数年の厄を抜けた感じがある。私にしてはたくさんランニングも運動もしていたから、その影響もあるのかもしれない。自分の趣味に「走ること」がランクインするなんて、いったい誰が信じるだろう。親ですら驚くと思う。運動神経皆無で、体育が万年2だった私が、今は楽しく走ってる。ジムにお金を払わなくても、初心者だからその辺走ってるだけで楽しめる。無料だし最高。

なんかこう、辛いことやしんどいことも当たり前にあるんだけど、回復魔法の使い方がわかってきた気がする。一般的な他の人と比べたら「ようやく?!」と言われるかもしれないけど。

友達と行ったことない場所に行くとか、みんなで大貧民やるとか、そういうの全部最高に楽しくて、毎月、友達に会う日がいつも楽しみだった。
「行ったことのない場所」に行く事は、いくつになっても超楽しい。そういう楽しみが沢山あったから、辛さや慢性的な退屈さを乗り越えられたように思う。
人に会うって大事だ。それだけで気持ちが明るくなれる。関わってくれたみんなに、心から大感謝祭である。

1人でも、行ってみたいなと思うところはすぐに行った。今年の行動力は100点だ。
ネモフィラを見に行ったり、自転車借りて東京ゲートブリッジまで行ってみたり、レインボーブリッジを歩いて渡ってみたり。1人なのにイルミネーションを見に大井競馬場にも行って、朝起きて気の向くままに京都に行ったり、1人でもスノボに行ったり、ウィンドサーフィンにも挑戦した。かなり久しぶりに家族と旅行にも行ったし、引きこもりの頃を思えばもはや快挙である。

ずっと伸ばしてた髪もバッサリ切った。ブランド物を買うのもかなり辞めた。不要な物をメルカリで売りまくって、欲しかったアクションカメラを買ったりもした。

今年の私は、かなり楽しかった。
36歳になっても、まだこんなに楽しいことがあるのか、と思うほどに楽しいことがたくさんあった。2023年を漢字一文字で表すなら『祭』だ。しんどいことももちろんあったけど、それ以上に楽しいことがかなり多かった。

初めてのボーナス、初めての長期休暇、初めてのビットコイン、そして最後の親知らず抜歯。初めての入院という悲しいイベントもあったけど、かなり学びが多かった。今になって振り返ると全部GOODボタン!高評価!チャンネル登録よろしくお願いします!みたいなハイテンションで通り過ぎていって、楽しいことのスタンプラリーみたい。テンポのよい一年だったと思う。

5月にTwitterの鍵を外してから、たくさんフォロワーさんも増えて、寒くなった頃には何度もバズってクソリプがかなり増えた。その度に「もうX辞めようかな…」と、その時は本気で落ち込んだけど、「なんで私が辞めなきゃなんねーんだよ、辞めるわけねーだろ俺が!!インターネットを!!(ドンッ!!)」と、そのたびに思い直して、結果的に今もインターネットを楽しくやっている。多分、一生辞めない。

結果的に、
毎月一回は行ったことのない場所へ行くとか、やったことのないことに挑み、
独身ならではの身軽さで、思い立った時に遠出したり、1人でもやってみたかったことをやることが、自分にとっての「満足」につながっていて、
「満足」イコール「幸せ」みたいなところがあるので、この一年が楽しかったんだろうなと思う。

人に打ち勝つとか、社会的に成功する、みたいなことは、私は根本的に興味がなくて、興味がないのにSNSから得てしまった他人の価値観によって「もっと人より稼がなきゃ」「彼氏を作って、人より愛されて、人より幸せにならなきゃ」と、泥沼の中を瀕死のバタフライして溺れていたことが多かったように思う。

そんなものは人様の価値観なので、私には当然しっくりこなくて苦しい日々が続いていたけど、
帝国ホテルのフレンチトーストがなくても、私は卵かけご飯とか、塩とバターをかけた食パンを毎朝食べていても全然超幸せだし、
タワマンでシャンパン飲むのもすごいけど、自分の力で家賃を払っている築30年のリノベマンション(賃貸)で、毎朝カーテン開けて日光を浴びて、「あーん、天気良くて今日もハッピー!」と思って、変な小躍りをして1日を始める自分の人生が、気に入っていると理解することができた。そういう一年だった。 

俗に言う「中年」という世代に突入したことで、人生がボーナスタイムに確変したように感じる。

これが仮に、脳みそが老いてバグってみじめなのに幸せと感じてしまっている、という状態だったとしても、もうこのままがいい。

若いという文字は苦しいに似ているってよく言うけど、本当にその通りで、若い時の方が悩みも苦労も、青くてソリッドで痛々しかった。
今は、そういう痛さを理解した上で、それはそれで楽しかったなと思えるし。歳取るのって、悪いことだけじゃないなと思える。

他人は他人。自分は自分。そういうとちょっと冷たく感じるかもしれないけど、その境目が36歳にしてようやくわかってきた感じがある。

私は典型的なINFPで、共感性が異常に高いから、良いことも悪いことも、無意識に他人の感情に支配されてしまうということがかなり多かったけど、今は境目がちゃんとわかるから、これは自分の傷付かなくていいことだ、とか、これは一緒に喜んでいいことだ、とか、(かなり今更だけど)ちゃんとわかる。

他人だからどうでも良いとか見放してるとかいう意味ではなくて、他人には他人の辛さが、若さが、悩みが、苦しみがあるし、私には私のそれがある。だから共に人生をもがき、暴れ、楽しもうな、兄弟。という感覚だ。   


多くの学びを得て、2023年を終える。
明後日の今頃は、旅行に向かう飛行機の中だ。楽しみすぎる。

今年一年。関わってくれた全ての人にありがとうと言いたいし、来年は来年の楽しいことを、ひとつひとつ、楽しみながら生きていきたい。できるだけくだらないことを全力で、真面目なことは程々に。

人生のボーナスタイムを満喫していこうな、兄弟。


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