アデル、ブルーは熱い色

皆さん、いかがお過ごしですか?私は実家にて自粛中です。
こんなに家に居ることもないので、久しぶりに『アデル、ブルーは熱い色』を観ました。
いいですよね、コレ。
観たことのない人は、機会があれば是非。
(Netflixならあるかも?)

簡単なあらすじ
高校生のアデルは、交差点ですれ違ったブルーの髪の女性エマと視線を交わした瞬間、心を奪われた。偶然にもバーで再会を果たし、知的でミステリアスなエマにますます魅了されていくアデル…

2人の出会いは突然で運命的。若い2人が激しい恋に落ちる過程を繊細に描いています。まさに「純愛」です。

私、普段から長編ものはいつも後回しにしてしまうんです。
パルムドールを受賞していること、カンヌでのスピルバーグの絶賛コメントがこの作品のクオリティを観る前から表してはいたと思います。

もう何度も観ているのに、美しい表現というテーマではフランス映画独特の刹那的・背徳感ある一部始終にどっぷり浸ってしまい、気が付けば私もエマに真っ逆さまに恋に落ちるだろう予感までしてしまいます笑
心の動きを丁寧に積み重ねてあるので、感情移入してしまうんですよね。

これはR-18の映画です。モザイクが無いまま交わるシーンがありますので、1人で観ることをオススメします…笑

そして脚本も、アデルにもエマにも共感するように出来ていて、一番切ないのは
「観ている側」というオチに。
せめて2人の未来に幸あらんことを願ってしまいます。
最後にカフェで話し合うシーンだけは何度観てもいいですね。
熱い夏が過ぎての秋は、その反動でいつもより寂しく感じます。

こういった長編ものを観た後はいつも甘い物が欲しくなるんです。これを観た後もチョコレート食べました。
でも、最近急に暑くなりましたよね。ストックのチョコレートが溶けて溶けて…

なんて雑談は置いといて、今はとにかく自粛です。何でも、自粛を休暇だと思っている人がいるんですねぇ…
自粛警察は嫌いですけど、外出する人は皆さん自己責任ですからね。家で楽しむ所は楽しんで、我慢する所は我慢して、少しでも早く皆様それぞれの楽しみが復活する事を願っております。

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