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坑内での延長41.5mのコンクリート打設方法
【改善】
断面の大きいトンネル分岐部で、コンクリート打設する箇所の型枠延長が41.5mあり、コンクリートポンプを定置式にすると配管の段取り、片付けの手間と時間がかかる。
![](https://assets.st-note.com/img/1679519744866-qCQdZzeHay.jpg)
定置式のコンクリートポンプの使用をやめ、コンクリート投入用の簡易シュートを作製し発電機と共に台車に固定し、アジテーター(生コンクリート運搬装置)と連結して移動しながら、アジテーターから型枠に直接コンクリートを打設出来るようにした。
![](https://assets.st-note.com/img/1679519978244-8W3LMC6sxc.jpg)
簡易シュートは単管の設置箇所を変えると左右の向きも変更可能。
![](https://assets.st-note.com/img/1679520205518-lSLvDPWmX1.jpg)
【効果】
定置式のコンクリートポンプと配管を使用する方法に比べて、配管の段取りと片づけの手間と時間が省略できた。その分実際の工程も短縮でき、分岐部2箇所を連日で打設完了し、その後の作業が予定より早く開始できる様になった。
【参考】
通常のやり方を一旦ゼロにして、「手間と時間を軽減する」という目的を突き詰めて出たアイデア。目的が明確化すると、こうやって知恵が出るという事例。
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