見出し画像

打ち込み補助者のリスク回避

【改善】
バックホウを使い土留支柱を打込む作業の時、支柱を手で押える作業者がどうしても重機作業半径内に入るため、バケットとの接触の危険があった。
そこで鉄筋の先端部を円形に加工したものを製作し、作業員はそれを使って離れた箇所からその丸い部分で支柱を支えるようにした。

重機と距離を置くことでリスクを大幅回避

【効果】
作業員が離れた位置にいるため、バケットとの接触の危険が大幅に減少。また、重機ではなくハンマーで打ち込む場合でも同様に使用することで、ハンマーに叩かれる心配がなくなった。

【参考】
「動くもの」からは距離を取る、という安全対策があるが、作業によっては対応が難しい場合が当然ある。
「ここでは仕方ない」と諦めず、どうすれば距離を置けるかと考えることでこうした知恵は出てくるものである。
「事故を起こさない」という意欲が伝わってくる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?