実家を離れて2日目の記録

実家を離れ2日目。
いまだにホームシックは治らない。
帰りたい欲求が強くなってきている。
マザコンも強くなってきている。
でもこの状況でネガティブな事を考えても仕方がないので少しだけ良かった事を書くこうと思う。
良かったことは間借りしている知人の家に猫がいることだ。
知人が10日ほど家を留守にしているので、その間は自分が面倒を見ている。
今まで犬を飼っていた事があったが猫は初めて。
糞と尿の処理をしてごはんをあげてブラシで毛並みを整える、犬であれば散歩をしなければならないが猫はしなくても良いらしい。
猫は1人で勝手に遊ぶらしく、そこまで手間がかからないので今の自分にはありがたい。
それに家に1人でいるより猫がいた方が自然と寂しさを感じないし、世話をする事で余計なネガティブな事を考えずにすむ。
自分がしっかりしなくてはこの猫は生きられない。落ち込んでいる暇を与えてもらえないので、実家の部屋で1人で考え事をしている時よりはまだマシな気がする。
しかし、現在は換毛期らしく服が毛だらけになってしまいコロコロを毎回するのが面倒だ。
黒い服とズボンが多いのが仇になった。
これが今思える唯一ポジティブなこと。

昨日から近くのスーパーの安いおにぎりを食べている。
工場で作られたおにぎりを食べていると無性に母の作った料理が食べたくなった。
おにぎりを食べても量だけではない物足りなさがある。
実家とは違う生活のギャップに寂しさ心細さを感じる。
まあ、結局は実家の安心感に甘えていただけなのだろうけど。
それにしても帰りたい。

今日は一日中ソファでゴロゴロしていた。
ソファでテレビを見たり、スマホを見たり、本を読んだりしていた。
これでは実家にいた時と生活が変わらない。
せっかく実家から離れたのだからもっと違う生活スタイルで過ごさないといけないと思った。
しかしこの実家ゴロゴロスタイルはなかなか依存性があるので、このスタイルからは抜け出せそうにない。
この日記を書いていると、また実家に帰りたい気持ちが強くなってきてしまった。
いまだに10日過ぎたら帰ろうか模索している。
しかしこれでは自分の人生が変わらない。
引きこもりとして一生を全うしてしまう。
もう少しこらえようと思う。

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