再出発、見事に失敗。

昨日、人生の再出発に向けての意気込みや心境、それまでの生活について書いた。
改めて頑張ろうというものだったが、トラブルが発生した。
実家から離れ飛行機に乗り、知り合いの家に少しの間だけ間借りしながらアルバイトを始めてそれから一人暮らしをしようと計画していた。
しかし10年に一度の大寒波が来て、その影響をもろに受けた僕の住む地域はマイナス15度まで冷え込み大吹雪に。
予約していた飛行機も全便欠航となってしまい、間借り先にも迷惑をかける形となってしまった。
ただでさえ不安定な自分のメンタル。
1度「よし決めた独り立ちしよう!」となったらそのテンションで飛行機に乗り社会復帰したいのが本音で、1度このハイなテンションが作った社会復帰までの道のりのテンポ感に少しでもズレが生じるとすぐに「もう少し良くなってから独り立ちしようかな。」なんてナーバスな部分にテンションが瞬く間に飲み込まれてしまい、行動に気持ちが入らないまま使命感だけで動いてしまいそうになって、また体調を崩してしまう一歩前へ。
そんな時には一旦目を瞑って体感で3分ほど心の中で「現実は何も起きていない」と自分に言い聞かせ、気持ちを改めて「独り立ちモード」にまで高める。このままでは、またぐずぐずしてなんとなく実家にいる生活をまた続けてしまう。
正直、このだらだらした生活ほど何もする事がなくて何もしなくてもよくて何も指摘される事がないのはとても心地良い。
何も目的もない事に少し安心できたりする。
この生活を続けたらなんとなく何もしないなりの幸福があっていいかなと思うが、それでは自分の時間を賭けた目標に少しも手が届かないし、その先にある親を安心させたいだとか、友人に少しでもカッコよく思われたい等の願望からどんどん遠ざかっているような気がして、それはそれで怖くなる。
自分が動かないと周囲の人だけが社会で行動する事によって時間や体力を消費されて最後は自分1人だけ実家の部屋で取り残されるのではないかと寂しさがでてくる。
なのでチケットを取り、友人に無理を言って2日後に空港まで送ってもらう事にした。
元々戻る予定だったからそんなに息巻く必要はないと思うがせっかくの機会だから。

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