ことぶ

コラムや小説を書きたいと思っている人。

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「ことば」をする|noteはじめてみます。

以前から文章を書くということに小さな憧れがあり、 しかし単なる憧れで留まっていた中で、 最近、文章を書くお仕事をされている方と接する機会がありました。 それをきっかけにじくじくと小さな憧れが熟れて、好きなように文章を書いてみたいという衝動に変わり、noteをはじめてみました。 ペンネームは良いものが思いつかなかったので 「言葉」を動詞にしたような「ことぶ」という造語にしてみました。 不定期で主にコラムや小説を通じて自分の好きなように文章を書き、「ことぶ」ことを楽しみたい

    • カラオケが好き

      カラオケが好きだ。 正確に言うと、カラオケボックスとそこで行われるカラオケという行為全部をひっくるめた構造体としてのカラオケが好きだ。 気の置けない仲間たちとカラオケをしていると、ふと不思議な感覚に襲われるときがある。 物理的に見れば、薄暗くて閉鎖的で、大きなモニターとカラオケ機器があるだけの部屋。 そんな箱の中で人が大声で歌い合っている。 普段、たとえば、街なかで大声で歌いだせば、 それは奇妙なものを見るように視線を集めたり、近寄り難く思われるかもしれないけれど ひ

      • 趣味がない人とかつての私へ|「趣味」のハードル

        焦る。 どうしてみんな、そんなに趣味があるんだ? どうして、すらすらと自らの趣味一覧をそらんじることができるんだ? こんな気持ちを年に何度か感じていた。 自己紹介を毎日のようにする春の時期は、特に。 ぐるぐると頭を回して、口をついて出る「私の趣味」。 あとに残るのは、冷や汗と、もやもやした気持ち。 そして次第に、胸を張ってこれが趣味だと言えない自分への嫌悪。 でも、 ある日ふと、趣味が無いのではなく、 趣味のハードルを高くしてしまっているだけではないかと思った。 思え

        • 日常に「甘美」をみつけること

          甘美。 甘く快く感じられること。 「甘い」と「快い」を近い感覚として結び付けている、この甘美という言葉が、好きだ。 日常の中に、甘く、快いと感じる瞬間がある。 珈琲を淹れたときに、部屋に薄く広がる香ばしい香り。 ほろ酔いの帰り道に見る、いつもと違う様子に見える冬の街。 ひとりの部屋で、好きな音楽をながして過ごす静かでちょっぴりさびしい夜。 小さくて、ささいで、もろい。 それでいて愛おしい。 そんな、日常の中にある甘美の存在が私にとって大切な宝物だ。

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