L24 学校では詳しく教わらないこと3 (固有名詞の表現)

前回の投稿から、随分と空いてしまいました…。
記事を読んでいただいている方、申し訳ございません。

今回は、教科書の文法としては登場しない内容です。
それなのに、テストではできていないと当たり前に減点されてしまうという、嫌な内容をします。
(内容自体は簡単なものですが、単に知らないだけってことですね。)

【今回のポイント】
1. 固有名詞は大文字で
2. ヘボン式でのローマ字表記
3. 大文字、小文字で意味が変わる!?

1.人名、地名、国名などの固有名詞は最初の1文字を大文字にします。
日本 → Japan
中国 → China
東京 → Tokyo
大阪 → Osaka

2. ヘボン式で書く文字について理解しましょう。
し、じ、ち、つ
 (しゃ、しゅ、しょ、じゃ、じゅ、じょ、ちゃ、ちゅ、ちょ)
※多そうに見えますが、初め4つをまずは理解してください。
 し → shi (siは「すぃ」)
 じ → ji (ziは「ずぃ」)
 ち → chi (tiは「つぃ」)
 つ → tsu (tuは「とぅ」)

→英語圏の人が発音しやすいように書くにはどうしてもこの書き方にしないといけないのです。

あとは一気に書きます。
 しゃ、しゅ、しょ → sha、 shu、 sho
 じゃ、じゅ、じょ → ja、 ju、 jo
 ちゃ、ちゅ、ちょ → cha、 chu、 cho

3. 最後の大文字と小文字の話はオマケ程度に読んでください。
上にも書いたJapanとChinaですが、全部小文字にしてしまうと意味が変わってしまうので、要注意です。

japan : 漆器 (味噌汁のお椀)
china : 陶磁器 (瀬戸物のお椀)

漆器と陶磁器はそれぞれ日本と中国の伝統品なので、小文字のjapanとchinaが当てられています。

【参考例文】
 I live In Japan.
  (私は日本に住んでいます。)

 I live in japan.
   (私は漆器に住んでいます。)
 これが通るのは、一寸法師だけなのでうっかりに気を付けてください。

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