L15 今しているのは英語の勉強! (現在進行形1)

ようやく、中1内容の英語の単元の残りが大きく分けて3項目となりました。それでいて、中1での最後の難所がやってきました、それが、「今、○○している」という現在進行形の表現です。

何がややこしいか…。 そう、見た目にbe動詞と一般動詞が同居してしまうんですよ…。(え~、それルール違反って言ってたのに…。)
ともかく普通の説明を受けてしまうと、これまで習った一般動詞の理解が全て水の泡になるので、そうならないように順を追って説明していきますね。

まずは、いつも通り復習文からです。
(例文) 私はサッカーをします。
-> I play soccer.
これはいいですよね。これを元に、今回の単元の理解を進めましょう。

【今回のポイント その1】
一般動詞にingをつけたら、「~している」という意味になる。

(問題) 私は(今)サッカーをしています。
ポイントに従って、playにingをつけましょう!
-> I playing soccer.
と、これで良さそうなんですが、ここで1つ緊急事態が発生しました。
一般動詞にingがついてしまうと、もう動詞としての役割を果たせなくなっちゃうんです…。 (なんで? って思う方は最後の補足を読んでください。)
ここはひとまず、一般動詞が動詞ではなくなってしまったことを受け入れてもらいます。すると、さっきの文章には動詞がいなくなることになりますね。大変です、英語の文章には絶対に動詞がいるのに…。
これ、「どうし」たらいいんでしょうか?

【今回のポイント その2】
動詞がいなくなっちゃった! 仕方ないからbe動詞
英文法の最初にbe動詞を説明したときのことを覚えてますか?
be動詞は、「どうし」ようもないときに入れる と、くだらないだじゃれを入れてましたよね。ここで生きてくるんです。

ということで、最終結論です。
I am playing soccer now.
※最後にnow(今)をつけていますが、現在進行形は、「(まさに今、)~している」というものなので、つけるとしてもnow以外の時間説明の単語はつけられません。別にnowはなくてもいいんですけどね。

これを学校では、be + ~ingで、現在進行形と教えるんですね。
一般動詞へのingの付け方はまた改めて解説します。

【補足】
一般動詞のing形ですが、ここで使われている形は現在分詞と言いまして、形容詞と同様の役割を果たすことになります。
(注) 英語での形容詞の定義は、「名詞を修飾する」です。日本語とは異なるので注意です。

元々のbe動詞の文章に戻ると、以下の文章での「美しい」と同じ役割を果たすのです。
(例文) 彼女は美しい。
ちょうどこの文章で、
She beautiful.という文章が認められないのと同じです。

この分詞という言葉は、この後でもちょくちょく出てきます。

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