L12 できることって素晴らしい! (助動詞can1)

 まずは、前回の問題の解答から…
【問題】
(問1) 私と彼はサッカー(soccer)をします。
(問2) あなたと彼女はピアノを弾きます。(ピアノを弾く: play the piano)
(問3) ニック(Nick)はリンゴが好きです。(好き: like)
   ※「好き」は「好んでいる」という一般動詞だと考えてください。
(問4) エイミー(Amy)は英語を勉強します。
(問5) 私たちとジャック(Jack)は泳ぎます。(泳ぐ: swim)

【解答】
(問1) I and he play soccer.
(問2) You and she play the piano.
(問3) Nick likes apples. 
 ※appleでも間違いではないんですが、likeの後ろは基本的に複数形と覚えておきましょう。
(問4) Amy studies English.
(問5) We and Jack swim.

 で…、今回と次回で、"○○ができる"っていう表現を覚えてもらいますよ~!!
 実は、この助動詞canという単元を理解すると、

 な、な、なんと、中学英語の約7割の文法を理解したことと変わらないんですね… ※筆者の独自見解ですので、悪しからず。

 くだらない前置きは置いといて、本題に入りましょうか。

【ポイント】
 "○○できる" は、canを使って書きましょう。

例1: あなたは速く泳ぐことができる。(/あなたは速く泳げます。)
 例によって、区切ると
 あなたは/速く/泳ぐことが/できる。
 -> you/ fast / swim / can
   -> You can swim fast.
 "できる" = "can" さえ覚えてしまえば、結局これまでと何も変わらないんですよ。
 しかも、canには少しうれしいことがあります…。
 なんと、3単現のsを考えなくていいんです!(ニヤリ
 さっきの文章で、「あなた」を「彼」に変更してみましょう。
 復習として、canを使わない文章を書いてみますね。

 彼は速く泳ぐ。
 -> he/fast/swim
    -> He swim fast. <- swimにsを足さないといけない!
 -> He swims fast.
 もし、ここにcanを足すと…
 -> He can swims fast.
となりそうなんですが、doのときと似たような話でcanが悪さをしますw
 -> He can "swim+s" fast.
    -> He "can+s" swim fast.
 ところが、canはdoと違ってsを奪うのに形が変化しません!
 -> He can swim fast.
ということで、結果として3単現のsを考えなくてもいい形になるわけなんですね~。
それで、注目してほしいのは、canの位置。
肯定文ならいつでも動詞の前に来ると、ひとまず理解しておいてくださいね。

まとめます。
 助動詞can 動詞の前で "できる"はず!

次回は、canの疑問文と否定文を学習します。
と、ここで少しだけヒントを。
助動詞canがbe動詞とすごくよく似た動き方をしますよ! とだけ言い残して次回に持ち越します。
 

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