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3行小説 第991回

自由に憧れていた。誰にも、何にも縛られない自分になりたいと。
望み通り、僕は世界に放り出された。誰も、何も僕を守ってくれない。
怖かった。けれど、震える足を叱咤して前に進む。自由を噛みしめながら。

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