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3行小説 第984回

ゆっくりと幕が降りていくように、その人は静かに瞳を閉じた。
耳元に「ありがとう」と告げれば、小さく微笑んだような気がした。
「向こうで懐かしい人に会えるね」「あぁ、迎えに来てくれたよ」

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