コトバト

高校生に国語・数学などを教えつつ、副業で翻訳をしたり、ブログを書いたり。 図書全般、翻…

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高校生に国語・数学などを教えつつ、副業で翻訳をしたり、ブログを書いたり。 図書全般、翻訳、アニメ・マンガについて興味があります。 【ブログ】http://kotobatomind.com

マガジン

最近の記事

「明るいなあ」と思える景色について

マガジン名を「車窓と私」にでも変えようかと思うくらいだが、今回も電車に乗っていたときの話である。 またぞろ近鉄電車に乗って出かける。 時刻は午前10時半を回り、混んでもいないが空席も見当たらない。そんな車内である。 以前も車窓の景色(主に山)の魅力については書いたが、なぜにここまで心引かれるのかとボーッと考えていたところ、電車の内と外との光量差なのだろうな、と思い当たった。 考えてみると、車内は外界とはいろいろな意味で別世界である。 今の季節、節電運転中とは言っても空調

    • やっぱり山は良い、という話

      いつも朝の通勤時間中はTwitterをしているのだが、スマホを見てばかりいるのももったいないかと思い、今日は外の景色を眺めることにした。 よく晴れていて、5月の太陽の光がまぶしい。 近鉄電車が走るは日本の内陸、まず目に映るのは山や丘の緑である。 以前も書いたが、山は良い。 見る人にその向こう側への思いを与えてくれる。 別に、山の反対側ではどんな人が暮らしているのかな、などといった具体的な想像を働かせるわけではない。 ただ「向こう側がある」という単純な推論が喜ばしいのであ

      • 『学園戦記ムリョウ』 非日常のお隣さんとしての主人公・村田始について

        『学園戦記ムリョウ』については以前ブログの方で紹介したことがある。 僕にとっては小学生の頃視聴して以来、思い出深い作品である。 今でも気が向いた時に dアニメストアで見ているのだが、ダブル主人公の一人である村田始(むらた はじめ)について語りたい。 ネタバレを含みますので未視聴の方は dアニメストア、もしくは Video MarketへGO! 視聴された方ならご存知の通り、作品内では宇宙人や超能力者が当たり前のように登場する。そういった非日常が中学生の日常、主に学校生活

        • ぬいぐるみのススメ

          突然ですがぬいぐるみはお好きですか? 僕は20代後半なのですが、奥さんの趣味もあり、家にはぬいぐるみがあふれています。 さて、なにかと・誰かと「触れ合う」ことに癒やしの効果があることはよく知られています。 友人や恋人、家族とハグをするのもいいでしょう。 ペットと戯れてホッとするのもいいでしょう。 が、ぬいぐるみだけに可能な癒やし方があるのをご存知でしょうか。 それはズバリ、胸の中心だけをピンポイントに圧迫できるということです。 ためしにぬいぐるみをお持ちの方は、 みぞお

        「明るいなあ」と思える景色について

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        • 日記
          3本
        • すきなモノがたり
          2本

        記事

          眠れない夜に山嶺を見つめた話

          まず間違いなく寝る直前までいじっていたPCから浴びたブルーライトのせいなのだが、午前3時になっても眠れない。丑三つ時どころの話ではないが、元々夜型の人間なので、下手に本でも読み出そうものなら徹夜しかねない。仕方がないので窓から外の夜景をぼーっと眺めるが、これが中々趣深い。 家は割と高台の住宅街にあり、遠くの山々がうっすらと見える。 調べた所、標高200~300メートルの山が多く、正確には丘陵にあたるらしい。 夜空に溶け込むように青みを帯びつつ黒々とした山嶺を見ていると、もっ

          眠れない夜に山嶺を見つめた話

          久々に午前の太陽光を浴びれて良かった話

          仕事はずっと屋内なので、朝出勤してからは、夕方帰路につくまで太陽光を浴びることがない。 授業間で教室移動はあるのだが、一つの校舎内で完結しているので本当に常に人工光に照らされているのだ。 なんてところで、昨日は朝、病院に行く用事があった。 11時前に病院を出てまずおどろいたことは、世界がとても明るいことだった。 なんせ朝の上りきっていない太陽と、夕方、日没間際の太陽の光量に慣れているものだから、日中の明るさというものを体が忘れていたようだ。 週末も出不精なせいで、数カ月ぶり

          久々に午前の太陽光を浴びれて良かった話