ばばーん!!~キンキーブーツ(2022)~
キンキーブーツ!見てきました!
三浦春馬さん主演、というところと、アイキャッチによく使われている真っ赤なブーツが魅力的で、
気になり続けて数年の月日。
見たいタイトルってこんな形で見られなくなることがあるんだなぁと思って、再再演が決まってすぐにチケットをとりました。
ここからネタバレ!
わたしから見えたあらすじはこちら
老舗靴工場の倅(チャーリー)は婚約して実家の田舎街からロンドン(作中では憧れの都会!みたいに語られる)に移り住む。
おしゃれでどきどきの新生活。そんな中舞い込んできたのは父親の訃報。急いで帰省し、工場の後を継ぐことを決めるも、既に経営は火の車。
そんな時、ドラァグクイーンのローラに出会い、「女性靴のようなヒールで踊りたい男性向けの靴」を共に作り、ミラノコレクションで発表しようとするが…。
あー楽しかった~~~~
って、大きく伸びをしたくなっちゃうような舞台でした!舞台装置も派手!人もたくさん!演者さんの技量も確か!(誰でも名前を知っているような役者さんって、それ相応の理由が必ずあるんだなぁと改めて思った。)
そしてなにより、誰も傷ついて終わらない、絶対に全員が明日への希望をもって物語を終えていました。
(あ、チャーリーの婚約者さんだけは唯一婚約破棄されちゃったけど、新しい生活も示唆されていたからよいということで。
ときおり挟まるこぼけでついつい笑ってしまう。
「どうか私から小豆色のイメージが出てませんように!」
(ローラがredのブーツをオーダーして、チャーリーが小豆色のブーツをローラに見せたときのセリフ)
「小豆色のイメージ」って言う?なんだそれ。
でも確かに、自分ってこういうイメージカラーでいたいよな、ってときあるかも。し、オレンジを愛してやまなかった知人はその子のイメージカラーもオレンジで、色に負けないぐらいパッションであふれてた。
もちろん今回のローラも!
城田優のローラ、最高だったなぁ~
エネルギーに満ちていながらも自身が持つ明るいだけではない背景と、それを乗り越える意志が客席からも見えて、本当によかった。
ローラ出てくると、「やった!出てきた!」って気持ちにさえなれるぐらい、気持ちよかった。
身近にいたら力強すぎて根負けしそうで怖いけど。絶対対立したくない。
直前に観た舞台が割と考えさせられる舞台だったから、毛色は全く違ったけれど、
これはこれですっごく楽しい観劇体験でした。
1個だけ悔いを述べるとしたらCD買い忘れたことぐらい。買えばよかった。
ゆう
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