『機嫌のデザイン』の前の話

再録

先日ツィッターにこんな一文を書きました。

「機嫌は自分で良くするものだ」と。

びっくりしたのは直後からいいねが沢山付いた事です。こんな
一文が反響を生むとは思っていませんでした。

実はそれを書いた二日前に大学の後輩である有名なデザイナーが60歳という「若さ」で亡くなった事を知って少なからずショックでした。

その訃報についてツィッターで紹介しましたが、なんと翌日には

Yahooのタイムラインでその彼に対する訃報の項目でトップになってしまいました。

さらに言えば最初に知った情報に対して様々な方が反応を示して
コメントをされていましたが、その中でフォロワーがわたしが一番
多い人だった事です。(まだ一万人もフォロワーがない頃です)
いやもっとその業界で著名な方がコメントを寄せるべきだろうと思って、なんとなくその人の繋がりに落胆しておりました。

『そんなものなのかな。』

と感じたし、ちょうどコロナによる今の世の空気感とあいまって気持ちが落ちたのですが、翌日に知り合いのライターの方と事務所でお話をしていたら、なんだか気持ちが晴れてきて、『自分がこうやって今も仕事を出来ている事に感謝して今手がけている事を真摯にやるしかないなあ。』と気持ちを立て直しました。

そこでツイッターに書いたのが『機嫌は自分で良くするものだ』という一文だったわけです。



秋田道夫
2022/3/29

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?