島内か島外か。あと何県か。

島前高校に来てよく、くくられていた分類の仕方。
島内生か、島外生か。島外生にはもれなく「何県出身?」がついてくる。
確かに話題のひとつ目として使われるのは分かります。
分かりやすいし、話のネタにもしやすい。

だけど、何だかもやもやするんです。

島内生と関わって変わったことはある?
島外生がきたから変わったことはある?
確かに、ずっと同じメンバーで来た島内生の中に新しいものが入っていくのは、色々な変化が起きると思う。

だけど、島内生か島外生かじゃないんです。きっと。島外生は島外生でも、いくら同じ県出身でも、価値観は違うんです。全国から生徒が集まったから、価値観が違うわけじゃない。

 多様ってなんだろう。何が多用を形作るんだろう。


 おんなじようにもやもやすること、
それは「高校生が高校生にしかなれないこと」
高校生が高校生にしかなり得ないのはもったいないし、
それは小中学生でも、大学生でも同じだと思う。

「高校生なのに頑張ってるね」は褒め言葉みたいだけれど、
ちょっと複雑な心境になる。
 高校生だから評価されてるのかな〜って思う人もいるんじゃないかな。


住んでいる場所や、出身地、年齢、肩書き、
いろんな分類の仕方があることはしょうがないけれど、
一人一人が、その人としてやっていけたら。
きっとその流れになってきてるし。

 自分を売っていこう。自分のブランディングってそういうことか。
「島留学してて春から東京の女子」じゃなくて、
どうやって「ななみ」として認識してもらうか。

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