言葉 京

言葉と詩を愛しています。 現在、日本大学芸術学部を目指しています。入試に向け、課題の短…

言葉 京

言葉と詩を愛しています。 現在、日本大学芸術学部を目指しています。入試に向け、課題の短編小説の練習を度々掲載しますので、ご一読いただけると幸いです。

最近の記事

貴方を見つけた日の詩

【海】 海を見ているとひどく死にたくなる それでも海はぼくを殺してくれない 海を見ていると生きていたくなる それでも海はぼくを生かしてはくれない 海はぼくをいったいどうしたい? たぶん、どうもしたくないんだと思う だからぼくも海を見て べっと舌を出す 帰ろっ 【下り坂?】 1日目に眠り 2日目に生まれ 3日目に旅に出る 4日目に自分を忘れ 5日目に君を見つける 6日目に花束を手にとり 7日目に君は僕の頬を叩く 8日目に深い海の底へと沈む 9日目に最終定理。僕-君=

    • 自己紹介

      初めまして。言葉 京と申します……! 私のプロフィールに飛んでいただければ分かるのですが、私は既に4,5つほどnoteに投稿をしています。 そんな具合で、今日も書くぞ〜……!と思っていた矢先、あることに気づきました。 言葉京、未だに自己紹介をしていない…… 文章を読む上で作者のことなんて知る必要はそこまでないと言われればそうなんですが、私は承認欲求の傀儡なので「私のことを知ってくれ……!」という気持ちに溢れてしまいました。 なので簡単に自己紹介をしようと思います。

      • 海の詩

        「独善的な男の詩」 その柔肌が大陸ならば瞳は海であろう 悲しみに溢れたときその潮は満ちてゆく 喜びに溢れたときその潮は満ちてゆく 地球から零れた海水は何処へゆくのだろうか その海が陸を飲み込む日が来たら                              君のことを救えるだろうか 「投身自殺」 こんなに汚い人間だから 綺麗な場所で死にたいのです 汚れた私を薄めるように 世界に見向きもさせないように 遠く遠くのかの海で おさかなたちに囲まれてい

        • 短歌、詩

          過去書いたもの さよならを告げ夕暮れを飛ぶ私 街と一緒に燃えてしまえば 一緒に陸の底を泳ごう 真っ当な人間にはなれないから 霧散したきみという概念 忘れたふりをしてみても愛密集 口ずさみ注ぐ沈黙鳴る無音 窒息。かくも熱き雨垂れ 絶望と自己嫌悪と2の粉を混ぜ合わせて旨いもんでも作ろう あの夏をホルマリン漬けにして 楽しかったねって凍えながら 宙にぽつんと浮かんでいる破壊と再生 或いは満ち欠け 完全さと不完全さに汚染される精神 そこにあるのは恐怖だけだけれど きみを

        貴方を見つけた日の詩