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人生庭訓:カレンダー表紙


カレンダーの表題
人生庭訓とした。庭訓は家庭での教訓のことです。
論語で有名な孔子が、家庭で子の鯉(り)に色々教訓した事から生まれました。論語に載っています。
転じて小集団で学ぶということで使われてきました。「ていきん」と読みます。訓を「きん」と読むのはこの場合だけで、他は「くん」と読みます。私は寺子屋のような場所で人生を学ぼうヨという意味で使っています。
佐藤一斎は江戸時代の儒学者で、有名な著書は「言志四録」です。そこに「若くして学べば壮にして成す有、壮にして学べば老いて衰えず、老いて学べば死して朽ちず」とあり、私も感動した言葉です。
若くして一生懸命学べば壮年になって必ず何かを成し遂げる、壮年になって一生懸命学べば、老人になっても肉体は老いてはいくが精神は衰えない、老いてもまだ学べば、死んでもその精神は永遠に受け継がれていく、といった意味です。この言葉をお借りしてカレンダーの題名にした訳です。

青学編の名前は、若くして学べ・・・から青年の学びとしました。
壮学年、老学編は文字通りです。基本としてこの3部作としました。

作成しと当時、93枚の名刺サイズの紙に印刷し、常時携帯、東京で電車通勤時に毎日読んでいました。
ところが、自分の実際の行動はどうかというと、結局読むことで終わり行動に移して無いことを反省しました。
そこで、一日一言を行動しようということでカレンダーにした訳です。こうやって毎日修業しました。
現在も実行修行中です。

ある中部地区の社長さんがえらく感動し、ご自分の名前の入ったものを作ってほしいということで作成しました。その社長さんは、創業20周年か25周年の時に、社員250名に配布し、教育に使っているそうです。
あるママさんは、お客様の誕生日にその方の名前を入れたものをご要望になりプレゼントされたとか・・・現在も作り続けています。またあるお店のトイレに毎月このカレンダーを掛けていたら、トイレを利用したお客様が気に入ったページを破いて持って行ったということで、何かしら影響を与えているようです。

さて、カレンダーに名前を入れた場合、名前の最後の「撰」という文字を入れてあります。
これは、選ぶという意味です。手偏は、手で捧げ持って神に誓うというような文字です。
「貴方が作ったの」という質問に困りますから、「私が選んだ言葉ですよ」という意味を入れておきます。

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