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ヒトカタリキャンプin米沢#12

2023年3月25日(土)、26日(日)はヒトカタリの発祥地である山形県米沢市でヒトカタリキャンプを行いました!



そもそもヒトカタリとは、”ヒトとじっくり素直にカタることで自分の心の声をきく”
”一つのことをじっくり素直にカタル”という意味です。

これは、今回の運営メンバーでもある米沢市役所の”相田さん”とヒトカタリの発起メンバーの”どどち”との対話を通して、どどちが涙する程自分の奥深くに眠っていた心の声を言葉にできた瞬間のエピソードから生まれました。相田さんの元気でパワフルで一人一人をとても大切にしてじっくりヒトと向き合うそのお人柄が、どどちの心を開いたのだと思います。

2020年当時の米沢での写真



そこからヒトカタリは、発起人の”こと”の旅先で開催されていきました。
ザッと、和歌山県有田市の無人島、東京の神保町、滋賀県の琵琶湖、静岡県裾野市、神奈川県鎌倉市、埼玉県の山の中など…に全世代が集まりました。

どの会も本当に色が違くって面白い。
それを感じられるのは、来ている”ヒト”が毎回違うと思えるぐらい、肩書きや年齢など関係なく、お仲間一人一人が”ヒトとじっくり素直にカタる”瞬間を過ごしているからこそだと思います。

同年代だけでなく、全世代のリアルな仲間と共存する可能性を感じてもらえる機会になったらいいなと思って今後もヒトカタリを続けていきます。


それでは、本題に入っていきましょう。
3年経って、やっと!発祥地である米沢で開催することができました。
嬉しかったなあ。

ヒトカタリでは、まち・ひと・しぜんを紡ぐことをテーマに置いているのですが、今回の米沢では『まち・ひと』がメインな会でした!

ここから、現地レポート風に書いていきますね☺️


ヒトカタリキャンプin米沢 1日目


13:00 米沢駅集合。
感動の再会だったり、初めましてだったり、みんな不安とワクワクでまだちょっと緊張していましたね。
(米沢は、東京から新幹線で2時間。意外と近いのです!!)

山形の県花、紅花の種まき
始まりは種まきから。4台の車に分かれて乗車し紅花畑へ向かいました。現地に着いたら、他己紹介してみんなの名前を呼び合ったり、手押し相撲ジャンケン列車をして緊張を解しました。みんなで一列になって、紅花畑へ歩いていく姿は可愛らしかったな〜

紅花を植える前に、農家さんから直々に紅花のお話をお聞きしました。
山形に紅花が広がったのは、最上川の舟運で山形と京都や大阪が北前船によって深く結びつき、紅花商人たちが活躍したからと言われています。
紅花の収穫は7月頭。また、みんなで植えた紅花を見に山形に行きましょう☺️楽しみだなあ〜!


お鷹ぽっぽの絵付け体験
米沢市笹野地区に1200年伝わる木彫玩具の伝統工芸品「笹野一刀彫」の絵付け体験をしました。ヒトカタリはツバメがモチーフということもあり、鳥にちなんでお鷹ぽっぽで自分の色を表現しました。
まず、笹野民芸館の若手職人さんから、笹の一刀彫のお話と実演をして頂きました。お鷹ぽっぽを彫る刀は、とっても繊細なもので職人さんの手捌きは圧巻でした…
普段、一つのものに向き合って集中する時間が取れないからこそ、目の前のお鷹ぽっぽに熱中して自分の色を表現する時間は貴重でした。楽しくってもっとやりたかったなあ〜

米沢のおもてなし文化出前ラーメン
宿に行き、夜は米沢ラーメンの出前をみんなでいただきました。出前のラーメンってなんだか新鮮!みんな出前の箱に目が釘付けでした。
米沢のあっさりしたラーメンの味は格別でしたね。


ヒトカタリワーク子どもver.
ご飯後は、ヒトカタリのメインワーク。
子どもワークでは、”ももちゃん”が絵本を題材にお話をしてくれました。
大人になると、絵本ってなかなか読まない。だけど、絵本には大人の心も揺さぶる要素が詰まっていると思うのです。大人も子どもも素直な気持ちで、絵本に入り込んでいきました。


ヒトカタリワーク大人ver.
子どもワークが導入となって、温かな素直な気持ちのまま、”こと”と一緒に大人たちのヒトカタリワークに入っていきます。
まずは、静かに自分の心と向き合う時間。今日感じたこと、これまでのことを目を瞑って振り返ります。
ゆっくり目を開けた後は、少人数で一つのテーマをヒトカタリをします。
ゆっくり、ゆっくり、あなた自身のペースで大丈夫。その空間をずっと続けていたいぐらいあの空間が愛おしかったなあ

2人ペアでお散歩
まだあんまり話したことがなかったヒトと2人ペアになってお散歩をしました。お互いの話をじっくり語る時間になっていたらいいなあ。
夜風がとっても気持ちよかったです。


お散歩後は、みんな自由に夜更かし。
一番遅くて、5時ぐらいまで起きていたみたい。
寝るの勿体無い〜〜ってうとうとしながらみんなとの時間を楽しんでいました☺️


2日目


キャンピングカーペイント

あいにくの雨でしたが、街の方が倉庫を貸して下さったおかげで無事にペイントすることができました。
一人一人が羽ばたいていけることを願って、それぞれのツバメを描きました。元気なツバメ、可愛らしいツバメ、勢いのあるツバメ。それぞれの色がが現れていて、キャンピングカーが温かく彩られました。
このキャンピングカーを見る人の心が、夢や希望、笑顔で溢れますように。


羽ばたきワーク
キャンピングカーをみんなで完成させた後は、つばめの台紙にそれぞれに向けて背中を押すメッセージを書き想いを寄せました。


バディの発表
この二日間でのシークレットバディの発表をしました。
全員の輪に囲まれて照れながらのハイタッチにみんな笑顔っ。
そして、スペシャルバディの方を囲んでハイっチーズ!!


『まち・ひと』が盛りだくさんだった二日間。
ひとの温かさ、米沢のまちの温かさに触れ、あっという間に時間が過ぎ、
ヒトカタリをしたみんなは、またそれぞれの場に羽ばたいてきました。


関西にも、関東にも、米沢にも、そして歴代のヒトカタリメンバーは全国各地にいます。

日本のどこかにみんながいる。
もがきながらもちょっぴり止まったとしても前を向くことを辞めずに歩み続けている。
頭の片隅に、ヒトカタリをしたメンバーがいるってだけで、
なんだか勇気が湧いてくる気がするのです。
私にとって、みんなの存在が確実に人生の豊かさを広げてくれています。
ありがとう。
本当に。ありがとう。
まだまだだなあと思うこともいっぱいで日々私ももがいている私ですが
これからも一緒に歩んでくれたら嬉しいです。


それでは、またすぐにっ!

いってきま〜す!!!

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