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4-1.いまさらきけない多項式(降べきの順、係数、不定元、定数項)

「多項式」と「次数」という用語は、既に紹介しました。「多項式」については2-4、「次数」については3-2をご覧ください。
この多項式の話の目標は、整数の範囲での因数分解です。
代数的には有理数の範囲での因数分解と同じことです。

有理数というのは、整数に分数を合わせた世界で、一般には
(整数)/(整数)と分数表現できる数の世界です。記号では太文字のQで表されます。これは、quotient(商)の頭文字から作られています。割り算の答え、または割り算自身を「商」といいます。

有理数の中には、もちろん、小数も含まれています。ただし、円周率は含まれていません。円周率は、3.1415926535897932384626…のように、規則的な繰り返しも何もありません。このような数は無理数(分数の形で表せないの意)と呼びます。そこで、頻繁に使われる円周率には「π(パイ)」という記号が当てがわれています。

では数学用語「降べきの順」、「係数」、「不定元」、「定数項」を紹介します。

以下は、WordのPDFファイル(↓)をご覧ください。▢


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