【準備編】見てたら勝てたのに!は幻想

チャートを開いたら大きな流れが終わっていた。
その度に "このときチャートを見ることができていれば、大きく勝てたのに!" と、何度も取り巻く環境のせいにしてきた。

でも、それは本当か?
これまでに、大きな流れの真っただ中で、下手なエントリーと損切で、大損失を出したことなど、数えきれない。
今回も "見ていたら負けていた" かもしれない。

仮に、見ていれば利益を得ていたとする。
その取れていたであろう利益は、長いトレーダー人生にどれほど大事だろうか。

FXismの及川師匠のブログに "その一回のトレードを見逃さず、トレードして勝っていたら、トレーダー人生の目標が達成できるの?" "長いトレーダー人生のほんの一部の利益しかとれてなかったでしょ" という趣旨の記載あった。
10億円の利益を逃したのなら後悔しかない。
でも実際は、そのトレードチャンスを逃して得られなかった利益は、せいぜい資金の数パーセント。

逃したチャンスに心を捕らわれれば、次のトレードで感情的になる。
月に何度となく来るチャンスの一回だ。
むしろ "損する機会をスルーできた" と割り切って、気持ちを切り替える。

"見ていれば勝てた"は幻想。 "負ける機会をスルーできた"が正しい。

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