【実践編】待つのが仕事。でもいつまで?
" トレーダーは待つのが仕事 "
投資格言といっていい程に、何度も耳にする言葉だ。
ランダムウォーク理論というものもある。
不足を恐れず一言で表現すれば、
" 相場は、方向性を持たずに、ランダムに動く "
という理論だと理解している。
そこで疑問が起きる。
" それならば、いつまで待てばトレードできるのか "
相場にはランダムに動かない瞬間がある。
それは、
きっかけはなんであれ、小康状態から、突然一方向に動く
まだ方向性に懐疑的な相場は、元の位置に戻ろうとする
最初に動きを作った勢力が、懐疑的な立場の勢力に勝る
チャンスを待ちエネルギーを溜め込んでいた大衆がその方向に乗る
同時に、逆方向の損切が連続する
ギャンブルをできない機関投資家などの大型投資家が、その方向に乗る
その流れを見て、乗り遅れを恐れた最後の個人投資家達が、焦って次々に乗ってくる
起きる事象の順番については、真偽の疑いはあれど、大局的にはほぼ事実だろう。
バンドワゴン効果というやつだ。
当然、動き出し=#1を見極めることは非常に難しい。
それであれば、#4と#5を
それも難しければ、#6を待つ。
チャートを念頭に置いて言葉を置き換えれば
レンジを抜けて(誰かが一方向に大きな圧をかける)
一度、戻して(方向性に懐疑的な勢力が押し戻す)
もう一度、どちらかの方向に飛び出した(方向性に賛同した勢力がさらに大きな圧をかける)
その瞬間だ。
どこまで待つか?
このように自分の言葉で動きを言葉で表現できる、つまりトレードに根拠を持てる場面まで待つ。
根拠を自分の言葉で表現できる場面まで待つ
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