タルトタタン

タルトタタン
なんて軽快で可愛らしい響きのお菓子なんだろう。
けれどもそれにそぐわぬシックな見た目。
どこまで煮詰めるかは自由だから、今度はそれはもう真っ暗にしたい。

りんごの表面の形が如実に表れる。
「#タルトタタン」で検索すると、宮殿の床にあっても気づかない整ったタルトタタンが無数に出てくる。

「タルトタタン柄のタイルでお願いします。」って言ってみたいな。

お菓子の名前を用いたネーミングっていい気がしてきた。

髪を染める時だって、ミルクティーとかショコラとか言うもの。

もちろん正解が用意されていない、このりんごのパズルの最適解は自分の技量。
小学校で習った図形の力の活かし時だ!と隙間なく敷き詰めた…というより押し込んで隙間を埋めた。


全体の9割の形成をりんごが受け持つ。
タルト…タルトなの?
りんご取ったらカラメル絡めた厚さ3ミリのクラッカーなんだけど。

大体のタルトは上のフルーツをとっても土台が残る。
そして、土台は土台で楽しめる。

フルーツタルトならむしろ味の主役はその土台だと思っている。
上にのったフルーツは重要な広告塔だ。
その鮮やかさが人目を引く。

その甲斐あって人の手に渡った後は、タルト台が襷を受け取る。

フルーツはというと、そのタルト台の味を引き立てるアクセントとなると思う。

私の中のタルト台の役割はこんなイメージだ。タルトタタンにとっての土台はどこ、そして上はどこ。

出来上がりを見れば、りんごが上部でクラッカー的なパイ部分が土台になるのだろうか。

タルトタタンの時期が去ってからの投稿になってしまった。書いた時は時期真っ盛りだったのだが。

中途半端ですが、一度ここまでにしようと思います。あくまで私はの話であります。
拙い文章をここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。

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