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ギリギリ


※概要
夫の一郎太が過労死し寂しさを紛らわすかのように同級生の健児と再婚した瞳
脚本家の卵である健児は前夫の母・静江と妙に仲が良く、それが瞳は気に
入らない
ある日、瞳は家で健児が書いた脚本の
草稿を見つける
静江の伯母の思い出話をもとに構成したというその脚本を読むうちに自ら選んだ「再婚」という選択に疑問を感じるようになり……
妻、夫、元姑
奇妙な三角関係が織りなす極上の
人間関係小説

※感想
夫・一朗太を亡くした瞳
再婚した脚本家の卵の健児
一朗太の母・静江の視点で語られる
不思議な義理義理の関係
共通点は喪失感
心にくすぶっている感情が何なのか
気付いた時、人は前を向いていける
最後の「ギリギリ」は「義理義理」なのね
最後のダジャレには、なるほどと思った

※おまけ

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