ムショ活
※あらすじ・内容
2022年放送ドラマ
『一橋桐子の犯罪日記』の原作小説
万引、偽札、闇金、詐欺、誘拐、殺人
どれが一番長く刑務所に入れるの?
老親の面倒を見てきた桐子は気づけば
結婚もせず76歳になっていた
両親をおくり、わずかな年金と清掃の
パートで細々と暮らしているが貯金は
ない
同居していた親友のトモは病気で先に
逝ってしまった
唯一の家族であり親友だったのに…
このままだと孤独死して人に迷惑を
かけてしまう
絶望を抱えながら過ごしていたある日
テレビで驚きの映像が目に入る
収容された高齢受刑者が刑務所で
介護されている姿を
これだ!光明を見出した桐子は
「長く刑務所に入っていられる犯罪」を模索し始める
※感想
タイトルに「犯罪日記」なんて物騒な話なんだろうなと思って読んでいたら
そんな事は無かったε-('ᵕ' ;)ホッ
76歳、一橋桐子は一度も結婚したことがなく両親も他界
親の介護で会社勤めを辞めて今は清掃員としてパートの生活
高校の時の親友と3年間一緒に暮らすも
先立たれてひとりになってしまう
貯金が無い!住む所の問題
先行き不安になっている時にテレビで
収容されている高齢受刑者を見て自分も犯罪を犯して刑務所に行こうと考え始める
万引き、偽札、闇金、詐欺、誘拐等の
犯罪情報とそれらを実行しようとする
度に周りの人とかかわりが出来てきて
最後に殺人を依頼される桐子
孤独な老人の貧困問題を扱った作品で
終わり方が良くて安心したし面白かった
※おまけ
私はこの本もお薦めです
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?