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墓🪦問題


※本の概要

「夫の墓には死んでも入りたくない」
義母の遺言から始まった墓問題
それは親類や子供たちを巻き込み
墓の必要性などを考えるきっかけに
なっていく
「遺骨は燃えるゴミで」と言いたくなるほど面倒な明日は我が身の墓騒動小説

※感想
お墓問題と夫婦別姓問題の話
松尾家・中林家の四世代の家系図が
巻頭にあり何人かの語りで墓じまいや
結婚したらどちらの姓になるか問題を
リアルなやりとりで進んでいく
近年は「〇〇じまい」という言葉をよく耳にする
墓じまい、これほど費用がかかるとは
勉強になる一冊でした
墓を守るために老後の資金も使って
しまおうとする夫は古臭い考え
墓を移すための高額の費用を請求する寺亡き妻が樹木葬を望んでいたと知り
動揺する夫(松尾壱郎)
墓を守るために苗字を変えられないと
主張する男性(松尾悟)
まるでダンナの親戚たちを見ているかのようだった
ダンナは田舎なので、しきたりやらで色々あるようで…(親戚と寺の言いなりのダンナと跡取りの義兄)
しかも辺鄙な所に墓があるため
いつまで墓参りに行けるのやら?(・・?)
ダンナは次男だし私たちの墓はないし
いらない‼️(何処かに撒いてくれてもよし)
後々、困るようなモノはいならないと
思う私
密かに『仏壇終い』を考える

※おまけ
装丁の可愛らしいイラストは

中島陽子さん
中島さんの装丁の本
持ってたわp📙qω・´)



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