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カバヒコ🦛


図書館の予約本

※あらすじ・内容
【2024年本屋大賞ノミネート作】
5階建ての新築分譲マンション
アドヴァンス・ヒル
近くの日の出公園には古くから設置されているカバのアニマルライドがあり
自分の治したい部分と同じ部分を触ると
回復するという都市伝説がある
人呼んで”リカバリー・カバヒコ”
アドヴァンス・ヒルに住まう人々は
それぞれの悩みをカバヒコに打ち明ける

高校入学と同時に家族で越してきた奏斗は急な成績不振に自信をなくしている
偶然立ち寄った日の出公園でクラスメイトの
雫田さんに遭遇しカバヒコの伝説を聞いた
奏斗は「頭脳回復」を願ってカバヒコの頭を
撫でる――(第1話「奏斗の頭」)
出産を機に仕事をやめた紗羽はママ友たちに
なじめず孤立気味
アパレルの接客業をしていた頃は表彰された
こともあったほどなのに、うまく言葉が
出てこない
カバヒコの伝説を聞き口を撫でにいくと――(第3話「紗羽の口」)

誰もが抱く小さな痛みにやさしく寄り添う
青山ワールドの真骨頂

※感想
公園の古びたカバの遊具のカバヒコ
カバヒコに触れると治したいところが回復するという都市伝説
 青山美智子さんらしい心に響く話で 5話の
構成でありながら繋がっていた 
成績が悪くなった男子高校生 
ママ友付き合いに不安のあったママさん 
自分に正直になれないウェディングプランナー 駅伝メンバーに選ばれたくない男子小学生
カバヒコの名付け親のクリーニング屋の
おばあさんと息子

皆いい人ばかりで小野寺史宣さんの本みたく
読みやすくて青山ワールドに入りこめました
(*´꒳`* )ホッコリ

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