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6月13日は一郎さん記念日

(うわぁ…本物だぁ…)

私の番が来て 衝立から中に入ると…
一郎さんが和かな笑顔で立っていた。

夢みたい過ぎて、たぶん 口ぽかーん してたと思う。

画面やステージ上で見ていた山口一郎さんが!
目の前にいる!!!!!

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今年、4月に一郎さんがナゴヤドームで始球式をされると知り、友達とお揃いで作った“SAKANACTIONユニフォーム”。サイン会 当選を受けて安易な気持ちで「あ!ユニフォーム着て行こ♬」と思い付いたものの、いざとなると想像以上に…恥ずかしかった。

だってよ、サイン会会場の名古屋みなと 蔦屋書店が入ってる ららぽーと名古屋みなとアクルスってナゴヤドームから離れてるし。しかも今日はドラゴンズは名古屋に居ないんだよ。北海道で試合してんの。なんで試合もない日のショッピングを楽しまれてる方々の中に突如としてユニフォームおばちゃんが登場する訳なのさ…って感じですよね。

わかる、わかるよ。
俯瞰で見たら きっと私もそう思うもん。

だから めっちゃ恥ずかしかったし「むりむりむりむりむりむりむりむり!!!!!」って思った。

だけども、こんな機会は二度とないだろうし、ドラゴンズ大好きな一郎さんに“クスッ”とでもしてもらえたら良いなぁ…の気持ちが勝った。

「あんたの事なんて誰も見とらん」
…というパワーおまじないを私に授けてくれたPerfumeあ〜ちゃんには感謝申し上げたい。

いざ!!!

ユニフォームに着替えて車を降り「やっぱりむりむりむりむり…」とブツブツ言いながら蔦屋書店に向かった。

待機場所の整理番号の貼られた椅子に腰掛けてみるものの…落ち着かない。周りの皆さんはサカナクションTを着てたり(わかる)、お洒落な格好だったり(わかる)で、ユニフォーム着とるのなんてワシだけなんすわ。しかも私の椅子の前後左右は空席で…「早く誰か来て私を隠して頂戴」ってずーっと願ってた。

ようやく前の席にお姉さんがいらっしゃって“待ってました!”と言わんばかりに、早速 話しかけるわよね。「楽しみですね!緊張しますね…そして私は恥ずかしいです…」って。

前席のお姉さんの優しい笑顔を見てたら 段々と恥ずかしい気持ちが薄れていって、ただただ楽しくなってきた。ってか、ここまで来て恥ずかしがっとる場合じゃなくないか?という覚悟ができた。

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サイン会 会場前の待機スペースに移動する頃には楽しかった気持ちがどっかに行って、忘れかけてた次の心情“緊張”が襲ってきた。衝立の向こうから一郎さんの声が聞こえてくるんだもん。胸に手を当てると私の脈が大暴れしていた。列に並びながら、前席のお姉さんと もう一人のお姉さんと「やばいですね…聞こえますね…声…」「笑ってますね」「緊張してきました…」と緊張を和らげるべく小声でお話しさせてもらったりした。

お陰様で並んでる途中、後ろのお兄さんに「写真撮っていただけますか?」とお願いできる位にはほぐれた、緊張。

お兄さん、ありがとうございました!

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いよいよ私の番。

衝立から中を覗くと…山口の一郎さんの笑顔。

至近距離で会う一郎さんは輝いてた。
後光がさしてた。
ライティングなのか本当に輝いてた。
眩しかった。
そして小顔だった。

「こんにちは」と言いながら一郎さんがユニフォームを見てくれた事で私の嬉しスイッチが入った。背中を向けながら「一郎さんが始球式をされるのでユニフォーム作りました(ほれSAKANACTION)」

一郎さんが笑った←

「背番号は16(イチロー)です」

一郎さんが「すげー」と言った←

「リストバンドも作りました(ほれ16)」

一郎さんがさっきよりも大きく笑った←

一郎さん「今 16って誰かつけてたっけ?」
私「今は空き番です(冷静)」

「よかったらコレ…配信の時にでも付けてください」とリストバンドをプレゼントした。

一郎さんに大ウケだった←  (はず)

私の【YI】にサインを書いていただき写真を撮っていただくturn。
ゴソゴソとブラックタローマントートから取り出したのは…応援バット。

これには一郎さんも
周りのスタッフさんも笑ってくれた←

私「はい、一郎さん」
片方を渡して記念写真です。

小顔の一郎さん

信じられないけど、ここまで45秒なんですよね…

サイン会に当選してから「45秒」を意識しながら、感謝の言葉を伝えようと自主練したの。
「挫けそうになった時にサカナクションの音楽に助けられて支えられました」とか。

だけど、これだけ小道具を仕込んで臨めば…時間が足りなかった。。。

最後に握手をしながら「ありがとうございました」
これが精一杯だった。
でも、一郎さんの笑顔が見られたから本望。

夢見心地でホワホワしながら出口に向かったら根本さんがいらしたので「可愛い!」とお声掛けして現実(蔦屋書店)に戻った。

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デレた顔してフラフラと現実に戻ったら、さっき緊張を共有したお姉さん方が待っててくれた!

「凄かったですね」「格好よかったですね」「名古屋turnは行かれますか?」

本当は「この後お茶する?」ぐらい話し込みたかったけど、初対面ですもん。キャッキャできただけでもありがたかったわー。

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帰宅後に夫にサイン本と写真を見せた。

夫「一郎さん、顔ちっさ!!!」

本当に貴重な体験をさせていただいた。
恥ずかしさと緊張とお祭り気分の45秒は…体感2秒だった。

いつか…また…ミラクルが起きたとしたら一郎さんに伝えたい事がある。

背番号16は空き番とお伝えしましたが、今年から岩嵜投手がつけています、と。

宝物

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