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それよりまず、コツコツだと思う。

プロ野球選手をめざす少年が
本を読んでいました。
『高速スライダーの打ち方』
『お化けフォークの攻略方』

みなさんならどう思いますか?

いやいや、まずバット振りなよって思いませんか?

仮に本に書かれていることを理解しても
その通りにバットを自由自在に操れなければ
全く意味がない話です。

我々の業界にも似たようなことがあり
その話をするとその画家が『分かる』と言ってくれました。

色々な技法とかを勉強する機会がありますが
たしかにまず『画力』が必要です。
どの世界も同じですねと言って下さり、勇気がでました。


我々の世界でも
『筋膜リリース』だの『なんとかテラピー』だの
『五十肩の治し方』とか『ギックリを一発で治す』
とかでれもこれも怪しいなと思うのもが沢山あるし
仮にそれらが本当だとしても
どれも『高速スライダーの打ち方』みたいなもんだと
思ってしまうのです。

私がこの業界からずっと大切にしている
『手がどれだけ言うことをきくか』
を教えて差し上げたいと思うのです。

しかしこれはなかなかお金にならないのです。
なぜか
教えることはあります、でも教えたあとに『練習』が
絶対に必要なのです。
野球でいうなら素振りです。

私からしたらこんなに大切技術なのに
誰も学ぼうとしない。
みんな『高速スライダーの打ち方』みたいな短期間で
効果がでそうなものに集るようにいきます。

見栄えの問題もあります。
広告もしやすいし伝わりやすい。

私が伝えたいものは伝わりにくいのです。
バットを振り込んでいる選手か
ただセンスがある選手なのかなんて
かなりの上級者でないと分からないように…
施術を受けても伝わりにくいし
憧れてそうなるように努力しても結果がなかなか出ないのです。
練習しても練習しても成果がでないし
成果が出ても本人的に成果を感じとりにくいのです。

『手を自在に扱う方法』を
セラピストたちに教える塾とかしてみたいけど…
こうゆうのってかこの業界って
実力どうのこうのでなく
ネームバリューがないと集まらないんですよね。

私にはネームバリューない(笑)
てか同業者に基本嫌われている(笑)

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